KSNC手作り製本クラブ

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手作り製本を楽しむクラブの学習の様子や作品を紹介しています。

第8期「手作り製本クラブ」 第17回講座の報告

1.日 時 : 2018年3月 2日(金)13:30~16:00
2.場 所 : KSNCプラザ
3.参加者 : 13名(世話人・講師、サポーターを含む)
4.講 師 : 藤井
5.サポーター:桑原、中嶋、依田

前回の「折り本アルバム」の制作を以て今年度・入門コースの当初予定したカリキュラムを修了しました。

そこで今回はまず前回完成させた「折り本アルバム」の講評会を行い、次いで課外学習として「ホットメルト製本」の講習会を行いました。

<<講座内容>>


●「折り本アルバム」の講評会

久しぶりの「折り本」制作だったので、入門コース選択以外の人も制作に参加しました。提出作は、サポーター、講師を含めて10作品でした。
どれも素晴らしい作品ばかりで本当に驚きました。特に入門コースの受講生の作品は、初心者とも思われない出来栄えで、どこに出しても恥ずかしくない立派な作品でした。来年2月開催予定の「出来るん展」での「製本クラブ作品展示」が、大変楽しみになってきました。

<写真 ①宮坂-1、②宮坂-2>

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<写真 ③船越-1、④船越-2>

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<写真 ⑤森-1、⑥森-2>

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<写真 ⑦桶田-1、⑧桶田-2>

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<写真 ⑨佐々木-1、⑩佐々木-2>

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<写真 ⑪田中-1、⑫田中-2>

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<写真 ⑬高山-1、⑭高山-2>

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<写真 ⑮桑原-1、⑯桑原-2>

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<写真 ⑰中嶋-1、⑱中嶋-2>

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<写真 ⑲藤井-1、⑳藤井-2>

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●グルーガンを使った「ホットメルト製本」の講習会

ホットメルト製本は、綴じ糸を使わない「無線綴じ」の一種です。手芸用などに使われるグルーガンを用いて、本の背の部分を溶かしたプラスチック(グルー)で溶着する方法です。

本の厚さが薄い場合は、グルーのみの接着でも十分ですが、本の厚さが8mm程度以上の厚い場合や、薄い場合でも見開きをいっぱいに開くことが多い場合などは、グルーのみではページ紙のはずれ落ちが心配となります。この心配をなくすために、引張強度が強くて細い糸を背に埋め込んで補強し、ページ紙のはずれ落ちを防止する方法を考えました。

<作業手順>
①中身にする紙をそろえ、背の部分を5mmくらい出して製本用バインダーに挟みます。
②背の部分に15mm間隔くらいにノコギリカッターで深さ2mm程度のミゾをつけます。
③細くて丈夫な糸(例えば、ポリエステル糸、#40など)をミゾに埋め込みます。
④グルーガンで溶けたグルースティック(ブラスティック)を背の部分に塗りつけます。
⑤続いて背の部分にクッキングシートを被せてから、アイロンで平らになるように均します。
⑥グルーの温度が下がり十分硬化した後、クッキングシートを剥がして出来上がりです。

今回はここまでの講習でしたが、この後、本を完成させるには従来の糸綴じの場合と同じです。つまり、普通にノリを使って見返し紙を貼り、表紙を付けて出来上がりです。ただし、背の部分に溶着したグルーや背からはみ出したグルーを利用して、それぞれ表紙や見返し紙を貼り付けることも出来ます。


<写真:①グルーガンとスティック、 ②中身をバインダーに挟む>
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<写真:③中身のはみ出し具合  ④グルーを溶着した状態>
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<写真:クッキングシート被せてアイロンがけ  ⑥アイロンで平らに均す>

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●カルトナージュ・レッスン:お休み


●次回(3月16日)は、製本は、レイアウトソフト「インデザインCS2」の講習です。
 また、カルトナージュ・レッスンは、別途お知らせいたします。


★お知らせ:
「手作り製本クラブ」のH29年度の講座は、3月で終了します。4月は次年度の準備期間となります。H30年度の講座は、5月18日(金)から開講の予定です。
H30年度の受講者の募集は、4月中に行う予定です。
また、手作り製本で何かお困りのことがあれば、ご相談に応じますので遠慮なくお知らせください。世話人:藤井卓 fujtak0127@gmail.com


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# by ksnc-seihon-club | 2018-03-04 22:06 | 講座実施報告 | Comments(0)

第8期「手作り製本クラブ」 第16回講座の報告

1.日 時 : 2018年2月16日(金)13:30~15:30
2.場 所 : KSNCプラザ
3.参加者 : 18名(世話人・講師、サポーターを含む)
4.講 師 : 藤井(製本)、依田(カルトナージュ)
5.サポーター:桑原、堺、中嶋

前回は降雪による交通障害のため講座へ参加出来なかった人もあったので、今回は前回の講座内容を再度行うことにしました。

<<講座内容>>

●「絵葉書用折り本アルバム」の作製(2回目/全2回)

今講座では、折り本に絵葉書や写真などを収納できるように、透明ポケットを取り付けて「折り本アルバム」を作ることにしました。

①寸法図にしたがって台紙をカットします。
②同じものを7枚作り、一番上となる台紙の糊しろ部はカットします。
③7枚の台紙を出来上がりの状態に重ねて整頓し、
④下側から順番に接着して台紙の出来上がりです。
⑤台紙の各ページに透明ポケットを貼って中身の出来上がりです。

前回はこの辺までの作業を終えましたが、今回始めた人は①からのスタートでした。

次いで
⑥表紙ボールを布貼りし、
⑦この布貼りした表紙を台紙の上下に張り付けてアルバムの完成です。


<写真:①表紙ボール布貼り、 ②台紙への表紙の貼り付け>

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<写真:③作品-1  ④作品-2>

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<写真:⑤作品-3  ⑥作品-3の中身>

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●カルトナージュ(六角柱ボックスの作製)

今日は、六角柱ボックス製作の続きを行い完成した作品もありました。また、これまでに習得した技術を使って制作した大形のリボントレイも立派にできました。

<写真:⑦制作の様子  ⑧六角柱ボックス>

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<写真:⑨リボントレイ  ⑩リボントレイの展開した状態>

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●次回(3月2日)は、製本は「ホットメルト製本」の講習です。
 また、カルトナージュは、六角柱ボックス作製の続きとなります。


★お誘い:
「手作り製本」に興味をお持ちの方は、是非見学にお出でください。
また、手作り製本で何かお困りのことがあれば、ご相談に応じます
ので遠慮なくお出でください。

第1と第3金曜日、午後1時30分~3時30分、KSNCプラザで
オープンしています。
(KSNCホームページの予定表をご覧ください)
http://www.ksnc.jp/calendar/monthly-schedule.html



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# by ksnc-seihon-club | 2018-02-17 10:35 | 講座実施報告 | Comments(0)

「製本クラブ」関係の皆様へ


ようやく春めいてまいりましたがいかがお過ごしでしょうか、お伺いいたします。

さて、今回は

「世界のブックデザイン2016-17」


のお知らせです。(出展:印刷博物館のホームページから)

本展では、2017年3月に開催された「世界で最も美しい本コンクール」の入選図書とともに、7カ国(日本、ドイツ、オランダ、スイス、カナダ、中国、チェコ)のコンクール入賞図書を加えたおよそ200点を展示します。会場では本を実際に手に取って確かめ、世界最高峰のブックデザインと造本技術を楽しんでいただくことができます。

今年は「日本におけるチェコ文化年2017」にあたり、「チェコの最も美しい本コンクール」受賞作に加え、21世紀チェコのブックデザインに焦点を当てた特別コーナーを設け、50点の図書を紹介します。

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会  期:2017年12月1日(金)~2018年3月4日(日)

開館時間:10:00~18:00
休 館 日:毎週月曜日

場 所:印刷博物館 P&Pギャラリー
     文京区水道1丁目3番3号 トッパン小石川ビル
    アクセスマップ:http://www.printing-museum.org/access/index.html#map

入 場 料:無料

なお詳細は下記のホームページをご覧ください。
http://www.printing-museum.org/exhibition/pp/171201/index.html



<感想など>

○世話人:
 2月18日(日)に印刷博物館へ行き、約2時間かけてじっくりと拝見しました。ギャラリーの中央部分をチェコの本が占めていて、他の6か国の作品は、4辺の壁に沿って2段に展示されていました。「世界で最も美しい本コンクール」に入選した本と言うことですが、「美しい本」と言う意味のとらえ方によって、見る人の受け止め方は異なるものと思います。

 一つは中身の美しさであり、レイアウトや印刷技術などが含まれているように思われます。
二つ目には装幀の美しさであり、もっぱらデザイン性に関心の中心があるように見えます。
三つ目は、造本技術と言うどちらかと言うと芸術性よりはむしろテクニカルな部分での関心と思います。

 今回、私が最も関心を持って注目したのは、上述のうちの3番目のテクニカルな造本技術でした。言うまでもなく造本技術は、それ自身が独立して存在するわけではなく、装幀との関係において深く関わっていると思います。したがって、私の関心は「美しい装幀をもたらす造本技術」とでも言いうべき事柄となります。

 こうした観点で今回の展示を眺めますと、まず第一に目についたのが「綴じ方」ですが、以下に主な注目点を列挙してみます。

①「かがり綴じ」とこれに類似するコーディック綴じ、あるいはコプティック綴じが多く見ら   れました。
②背表紙を付けず背のかがり綴じの糸を見せる手法
③この関連でハードカバーでありながら裏表紙のみ見返し紙と貼り合わせ、背と表表紙は貼り 合わせない形式(スイス装本)
④カバーのみでこれを表紙とし、特に従来の表紙を設けない形式
⑤ハードカバーを「三方断ち」する方法
⑥ソフトカバー形式の表紙の内側をボール紙で補強したような方式(三方断ち)
⑦数十ページの厚い中身を「ひとつ折り中綴じ」する方法(綴じ糸・紐で装飾的効果)

展示会では写真撮影が禁止でしたので、少しでも会場の雰囲気を感じていただくために、展示会のチラシからクリップした画像を以下に掲載します。
<出典 http://www.printing-museum.org/exhibition/pp/171201/img/zoom.pdf

<写真 ①カナダ ②チェコ-1 ③ドイツ-1>
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①カナダ:Julie Morstad 著、Today(トゥデイ)、2016アルクイン・ソサエティ・カナダ・ブックデザイン賞 チルドレンブック部門1位

②チェコ-1:Juliana Chomova著、Hafanova dobrodruzstvi(ハファンの冒険)、チェコの最も美しい本コンクール2016 入賞

③ドイツ-1:Nicole Klaus 著、Die neue Trinkkultur(新しいドリンクカルチャー)、ドイツの最も美しい本コンクール2017 入賞


<写真 ④チェコ-2 ⑤中国>
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④チェコ-2:Tereza Ricanova 著、Obrazy Sveta(世界の絵)、チェコの最も美しいコンクール2016 入賞

⑤中国:四川省藏文古籍搜集保***院 著、藏区民*所藏藏文珍稀文献*刊(精*版)
(チベット地区民間所蔵チベット文字貴重文献叢書)(精華版)、中国の最も美しい本2016 入賞


<写真 ⑥ドイツ-2 ⑦スイス>
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⑥ドイツ-2:Franziska Morlok, Miriam Waszelewski著、Vom Blatt zum Blattern
(紙片から紙片の連なりへ)、ドイツの最も美しい本コンクール2017 入賞

⑦スイス:Dieter Schwarz 著、Matt Mullican. Rubbings. Catalogue 1984 - 2016(マット・マリカン ラビング・カタログ1984 - 2016)、スイスの最も美しい本コンクール2016 入賞


<写真 ⑧日本 ⑨オランダ-1 ⑩オランダ-2>
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⑧日本:吉増剛造 著、「根源乃手/根源乃(亡露ノ)手、……」、第51回造本装幀コンクール経済産業大臣賞

⑨オランダ-1:Bibi Dumon Tak, Annemarie van Haeringen 著、Siens hemel(シエンの天国)、オランダの最も素晴らしい本コンクール2016 入賞

⑩オランダ-2:Anne Geene, Arjan de Nooy 著、Ornithology(鳥類学)、世界で最も美しい本コンクール2017 金の活字賞、オランダの最も素晴らしい本コンクール2016 入賞



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# by ksnc-seihon-club | 2018-02-12 19:22 | 製本展覧会案内 | Comments(0)

第8期「手作り製本クラブ」 第15回講座の報告

1.日 時 : 2018年2月2日(金)13:30~15:30
2.場 所 : KSNCプラザ
3.参加者 : 11名(世話人・講師、サポーターを含む)
4.講 師 : 藤井(製本)
5.サポーター:桑原、中嶋

今日は、降雪による交通障害のため講座への参加は無理をしないようにしました。
このため参加者はいつもより少ない人数となりました。
次回は、今回の講座内容を再度行うことにしています。

<<講座内容>>

●「絵葉書用折り本アルバム」の作製(1回目/全2回)

折り本(「折り帖」とも言います)は、和装本の一様式で俳句帖とか御朱印帖などで知られている日本独特の製本様式です。海外では「アコーディオン・ブック」とか「フォールディング・ブック」などと呼ばれています。

今講座では、この折り本に絵葉書や写真などを収納できるように、透明ポケットを取り付けて「折り本アルバム」を作ることにしました。

①寸法図にしたがって台紙をカットし、糊代(谷折り)をとった残りを二ツに折り(山折り)にします。
②同じものを7枚作り、一番上となる台紙の糊代部はカットします。
③7枚の台紙を出来上がりの状態に重ねて整頓し、山折り部をクリップなどで止めます。

④下側から順番に糊代部にボンドを塗って接着して、台紙の出来上がりです。
⑤台紙の各ページに透明ポケットを両面テープで貼って、中身の出来上がりです。
⑥中身の上下に布貼りした表紙を張り付けてアルバムの完成となります。

今回は⑤の透明ポケットの貼り付けの途中までとなりました。

<写真:①台紙の寸法取り、 ②台紙を重ねて整頓>

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<写真:③糊代にボンドの塗布  ④透明ポケットの貼り付け>

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●カルトナージュ(六角柱ボックスの作製)

今日は、六角柱ボックス製作の続きの予定でしたが、雪による交通障害のためお休みとなりました。




●次回(2月16日)は、製本は「折り本アルバム」作製の続きです。
 また、カルトナージュは、六角柱ボックス作製の続きとなります。


★お誘い:
「手作り製本」に興味をお持ちの方は、是非見学にお出でください。
また、手作り製本で何かお困りのことがあれば、ご相談に応じますので遠慮なくお出でください。

第1と第3金曜日、午後1時30分~3時30分、KSNCプラザでオープンしています。
(KSNCホームページの予定表をご覧ください)
http://www.ksnc.jp/calendar/monthly-schedule.html


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# by ksnc-seihon-club | 2018-02-02 22:20 | 講座実施報告 | Comments(0)

「手作り製本クラブ」関係の皆さまへ

お寒うございます。

手作り製本展示会のお知らせです。

桶田幸子さん(KSNC手作り製本クラブ会員)が所属する「八王子手づくり絵本の会」主催の

「第39回 八王子市図書館 手づくりの本展」のお知らせです。

日 時:平成30年1月27日(土)~2月4日(日) 10:00~16:00

場 所:八王子市中央図書館 地下展示室
(JR西八王子駅より徒歩3分、マップは下記をご参照ください)

https://www.library.city.hachioji.tokyo.jp/lib01.html
問い合わせ:042-664-4321(中央図書館)

桶田さんの担当時間:
1/27, 28, 2/4 : 10:00~16:00、
2/1~2/3 : 12:00~16:00

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子どもさんたちの作品もある、とても楽しい製本展です。是非、ご覧になってください。


<2016年 製本展の感想など>


昨年の「手づくりの本展」は、開催日の情報が得られなかったため見逃してしまいましたが、2016年の1月30日から2月7日の製本展を初めて拝見し、大変感動したことを覚えています。その時の皆さんの感想の一部は、次のとおりです。

○小中学生の作品はもちろん一般の作品でも製本技術の点では未熟なものが多かったのですが、何と言っても本の内容が素晴らしかったですね。

○小中学生の発想のユニークなこと、また一般の方々の生活や人生に密着した内容は、見る者に感動を与えますね。本当に勉強になりました。

○「八王子手づくり絵本の会」の作品は、絵は勿論のこと「文字」も手書きです。しかもその「文字」が、特別なフォントを使ってワードで作文したように見えるから、本当に驚きです。

○絵のみならず文字までも作者の手で書かれたもの。内容も、どれも心打つもの。これぞ手作り! 一冊一冊 感動しっぱなし。

○それぞれに個性豊かに工夫され、見る人に感動を与える本。作者の「心」がないと、ここまでは出来なこと学びました。

○製本・・・自分のために作るものと思っておりましたが、今回の作品展で、それだけではなく、 もっと奥が深く、製本するにあたっては多くの人びとに何かを感じてもらい、感動してもらい、喜んでもらいと 、中身を吟味し、内容の深いものをと、考えが変わってまいりました。



<2018年 製本展の感想など>


●世話人:
今日、2月1日(木)は、午後から冷たい雨が降り始め、今夜からの降雪の前ぶれのようなお天気でした。こんな雨の中、「手づくりの本展」を見に行ってきました。会場では元会員(KSNC手作り製本クラブ)のSさんが丁度お帰りになるとこに出会いました。「素晴らしいわよ!!」と興奮気味で伝えてくれました。

主催者の「八王子手づくり絵本の会」として出展されている桶田さん(KSNC手作り製本クラブの会員でもある)に出展作品について説明していただいた後、全体をじっくり1時間以上かけて拝見しました。

作品の内容は、一昨年の出展作品と大体同じでしたが、やはり手づくり絵本の作品には目を見張るものが多々ありました。例によって勿論絵は手描きですが、文字までも手書きです。それが印刷したように美しいのには驚きです。さらに感心したのは、絵本のストーリーまでもが自作だと言うことです。つまり物語を創作して、さらに絵を描き、文字も手書きし、その上で手づくりで製本を行うと言う文字どおりの完全「手づくり製本」となっています。これは本当に驚き以外の何物でもありませんね。

<写真①にわのようせい ②にわのようせい:本文>

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<写真③南北アイルランドの旅 ④南北アイルランドの旅:本文>
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一方で子供たちの作品がまた大変素晴らしく、本当にほほえましい作品がいっぱいでした。どの作品も、製本技術の点からは未熟ですが、なんと言っても中身が素晴らしいです。自分の持っているものの全てを全力を傾けて作品に注ぎ込んだことが、ひしひしと伝わってきます。本当に感動がいっぱいです。創作物語あり、絵本あり、体験記あり、観察記あり、4コマ漫画あり、ジャンルを特定できないような創作もあって、本当に豊な発想と想像力・創造力に満ち溢れていました。今後がますます楽しみです。

<写真⑤小学生の作品 ⑥だいぼうけん>

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<写真⑦あおり絵の学校に入る ⑧あおり絵の学校に入る:本文>
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<写真⑨いしだ・せきお ⑩いしだ・せきお:本文>
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<写真⑪不思議なおひげ ⑫無人島生活>
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●Tさん:
八王子の絵本展、Iさんと最終日に伺いました。まず、中身ともすべて手作りであることにき。
どの本も素晴らしく、創造性豊かで、いろいろな工夫がされ、手元に置きたくなる絵本。
ただ単に技術だけでは、感動を呼ぶ本はできなこと感じました。
絵や文章は今更すらすらとはいきませんが、何かしら工夫して、自分なりに作って嬉しいと思える本をと、たくさんの刺激受けて帰ってまいりました。


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# by ksnc-seihon-club | 2018-01-24 20:15 | 製本展覧会案内 | Comments(0)