KSNC手作り製本クラブ

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手作り製本を楽しむクラブの学習の様子や作品を紹介しています。

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第9期「手作り製本クラブ」 第7回講座の報告

1.日 時 : 9月 21日(金)13:30~15:30
2.場 所 : KSNCプラザ
3.参加者 : 16名(世話人・講師、サポーターを含む)
4.講 師 : 製本:藤井、カルトナージュ:依田
5.サポーター:桑原、堺、中嶋 、多治見

<<講座内容>>


前回制作した「平綴じ簡易本」の講評

7人の受講者が制作した以下の作品について、それぞれ作者から制作の意図、工夫した点、苦労した点、反省点など自己評価した後で講師の感想が述べられた。

<写真ー1 ももたろう 写真ー2「熟年時代」よ こんにちは>

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<写真ー3 風の又三郎 写真ー4 雑記帳>

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<写真ー5 あのときの王子くん① 写真ー6 あのときの王子くん②>

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<写真ー7 川柳練習帳 写真ー8 本からの贈り物 備忘録①②>

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●「四ツ目綴じ・和装本」の作製(1回目/全2回)

今回は3冊目の製本作りでした。「四ツ目綴じ・和装本」は、いろいろある和装本の中でも典型的な和本です。

今回は、まず全体の作り方の説明をプロジェクターで投影し、ステップごとにサンプルを用いて作製の手順を説明しました。説明後はただちに作業へ進みました。今日の作業としては、進み具合に個人差はありましたが、ほぼ「⑤角裂(かどぎれ)の貼り付け」まで終えました。

作製の手順
①前もって印刷した和紙を二つ折りにして、30枚重ねて天地左右を正しく揃えます。
②二つ折りした山(小口)の膨らみを取るため、この部分を水を含ませた刷毛でなぞってから、板またはボール紙に挟みます。
③背側から8mmのところに3か所の孔をあけ中綴じします。
④見返し紙を表裏に貼ります。
⑤角の補強と装飾を兼ねて背の天地の角に角裂(かどぎれ)を貼ります。

<写真ー1 小口水締め 写真ー2 中綴じ用孔あけ>

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<写真ー3 角裂作り 写真ー4 完成見本>

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次回は、表紙の作製となります。

●「カルトナージュ・レッスン」

リボンでBOX(長方形)の作製

今回からBコースの特別講座としてカルトナージュ・レッスンが始まりました。このレッスンの最初の作品として、カルトナージュの基本中の基本と言われるリボンで装飾した長方形ボックスを作製しました。

<写真ー5 内側スキバル用糊塗布 写真ー6 リボンでBOX完成>

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●次回(10月5日)、製本は、「四ツ目綴じ・和装本」作製の2回目
また、カルトナージュ・レッスンは、「スケジュール帳」の作製です。


お誘い:「2019第9回 出来る展」(3/13~3/17)目指して挑戦してみませんか?!
「手作り製本」に興味をお持ちの方は、是非見学にお出でください。
また、手作り製本で何かお困りのことがあれば、ご相談に応じますので遠慮なくお出でください。

第1と第3金曜日、午後1時30分~3時30分、KSNCプラザでオープンしています。
(KSNCホームページの予定表をご覧ください)


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by ksnc-seihon-club | 2018-09-23 14:11 | 講座実施報告 | Comments(0)

第9期「手作り製本クラブ」 第6回講座の報告

1.日 時 : 9月7日(金)13:30~15:30
2.場 所 : KSNCプラザ
3.参加者 : 13名(世話人・講師、サポーターを含む)
4.講 師 : 藤井
5.サポーター:桑原、堺、中嶋、多治見

<<講座内容>


●「平綴じ簡易本(ソフトカバー)」の作製

「平綴じ」と言うのは、紙の片面あるいは両面に印刷した本文(ペラモノと言います)を必要な枚数だけ重ねてから、背側から7mmくらいの位置に5個程度の孔をあけて綴じ糸で綴じるやり方です。

本文が1枚ずつなので採りためた資料や作品を任意の枚数で綴じて製本できるので、非常に汎用性のある綴じ方です。欠点としては、ページを開くとき綴じ糸の位置まで完全には開くことができないので、扱いにくいと言うことです。

また、「簡易本」と言うのは、表紙用紙として本文よりは厚い画用紙くらいの硬さの紙で、表と背および裏を包むやり方(ソフトカバー)です。天地や小口は本文の寸法に合わせて裁断します。実例としては、文庫本などがあります。

  <写真ー1 昨年度の作品例①、写真ー2 作品①の中身>
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  <写真ー3 昨年度の作品例②、写真ー4 作品②の中身>
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今回は上に述べた平綴じソフトカバー本の作製です。中身の印刷は夏休みの宿題でした。InDesignを使ってレイアウトすると言うことで、少々苦労したかも知れませんが、とにかく何かしら印刷して本に出来たようです。

表紙の糊付けまでは出来ましたが、乾燥のための時間が少々足りなかったため、仕上げ作業は宿題となりました。次回講座での作品の講評が楽しみです。
(今回の作品は、次回に掲載します)

●「カルトナージュ・レッスン」が始まります。

昨年度からBコースの特別講座として開講したカルトナージュ講座が、次回(9月21日)から開始されます。

カルトナージュは、厚紙を意味するカルトンに由来し、表面や内側に柄紙やマーブル紙などの洋紙や布地等を貼って装飾を施すフランス伝統の美術工芸です。バインダーのような平面的な作品から、皿型や箱型のような立体型のものまで、様々な形が楽しめるクラフト工芸です。

技術的には手作り製本の表紙やブックケース、あるいは和装本を収納する帙(チツ)に共通するところがあります。

  <写真ー5 六角柱ボックス、写真ー6 リボントレイ>
  (昨年度の作品例)
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◆次回(9月21日)は、「四ツ目綴じ・和装本」作製の1回目とカルトナー
  ジュ・レッスンの1回目です。


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by ksnc-seihon-club | 2018-09-09 17:30 | 講座実施報告 | Comments(0)