KSNC手作り製本クラブ

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手作り製本を楽しむクラブの学習の様子や作品を紹介しています。

カテゴリ:製本展覧会案内( 14 )

「手作り製本クラブ」関係の皆さまへ

手作り製本作品展のお知らせです。

桶田幸子さん(KSNC手作り製本クラブ会員)が所属する「八王子手づくり絵本の会」主催の

「第40回 八王子市図書館 手づくりの本展」のお知らせです。

日 時:平成31年1月26日(土)~2月3日(日) 10:00~16:00

場 所:八王子市中央図書館 地下展示室

(JR西八王子駅より徒歩3分、マップは下記をご参照ください)

https://www.library.city.hachioji.tokyo.jp/lib01.html
問い合わせ:042-664-4321(中央図書館)

桶田さんの担当時間:未定



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子どもさんたちの作品もある、とても楽しい製本展です。是非、ご覧になってください。



by ksnc-seihon-club | 2018-12-23 20:49 | 製本展覧会案内 | Comments(0)

2018 山崎曜作品展のお知らせ

「手作り製本クラブ」関係の皆さんへ

日ごとに秋が深まっていくような今日この頃ですが、お元気にお過ごしでしょうか
お伺いいたします。

さて、毎年素敵なアイディアと示唆に富んだ作品を発表しておられる山崎曜先生
から、今年も作品展を開催されるとのご案内がありました。

是非、ご覧くださいますようお奨めいたします。

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うわのそらを
山崎 曜 作品展
2018.11.14[水] - 11.19[月]
11::00 am - 7:00 pm [最終日 5:00 pm]
ギャラリー おかりや 銀座
中央区銀座4-3-5 銀座AHビル B2F
03-3535-5321
http://www.g-okariya.co.jp

くわしくは、下記の山崎先生のホームページをご覧ください。

http://yoyamazaki.jp/news/


 

<感想など>

世話人:

今日(11/17)、山崎曜・作品展へ行ってきました。
展示作品は、以下のように5つの種類に分類されていました。(作品展より転載)

●サンドイッチホルダー[2017]:
2枚のアクリル板の間に枠を挟んで、その枠の中にいろいろなものを積層して周囲を縫い止めているのを「サンドイッチ」と表現した。そういう表紙の内側にノートなどの表紙を差し込める革バンドをつけてあるから、「ホルダー」である。

●ルリユールアンデパンダン[2015]:
ノートホルダー。両方の表紙の内側に磁石を仕込んだフラップをつけてあり、そこでノートをホールドするようになっている。革装で箔押し、モザイクという伝統的装飾をほどこしているため、ルリユール(フランス語で工芸製本)、しかし表紙だけしかないものであるので、アンデパンダン(独立したという意味)と名付けた。

●アルミアクリルノートホルダー[2015]:
磁石入りのフラップはルリユールアンデパンダンと同じ。サンドイッチホルダーの前身となるもの。アルミパンチングボードの穴をアクリル板に貫通させて縫い合わせるというアイディア。そのため挟む素材が限定され、主に押し葉を使って装飾を作った。パンチング板の穴は一枚一枚微妙に位置が違い、アクリル板の穴をひとつひとつドリルで開けるのが手間だった。


●かげびょうし[2013]:
楽譜挟み。チェンバロのための楽譜を挟むものとして考えた。パンチング板を芯として、両面に別のデザインの透かし彫りの革を貼ったもの。チェンバロの繊細な音を遮らない、音の通り抜けを意図してのデザインだったが、光の透過も美しく、卓上や窓辺の装飾品や衝立として使える。


●影表紙:
一応、楽譜挟み。「かげびょうし」とは素材の使い方を変えたので、音の通り抜けの機能はなくなり、光の透過の美しさだけを狙ったものになった。区別するため漢字で書くことにした。小さな目隠しとか、衝立とか、装飾が使い道か。今回の大きいサイズの作品もこの類に分類した。


今回の作品のメインは、「サンドイッチホルダー」と呼ばれる形式の表紙デザインでした。

2枚のアクリル板の間に枠を挟んで、その枠の中にいろいろなものを積層して周囲を縫い止めているのを「サンドイッチ」と表現しています。
そういう表紙の内側にノートなどの表紙を差し込める革バンドをつけてあるので、「ホルダー」だそうです。

つまり中身のない表紙だけのものです。その他に過去の作品も展示されています。

山崎先生からいろいろと具体的な作り方についてご教示いただきました。大変勉強になりました。今後の制作に活かしたいと思います。

皆さんも是非ご覧になってください。そして山崎先生にいろいろと質問してみてください。先生は丁寧に説明してくれるでしょう。

まずは作品展の様子についてのお知らせまでにて失礼いたします。


T.M.さん:

山崎さんの作品展、今日(11/17)午後に行ってまいりました。
芸術性の高さに圧倒されました。
あまりにも高度な技術で、自身は作ることはできませんが、常に新しい作品を生み出される事には、感銘を受けました。

藤井さんはこのような作品を 前回のできるん展に出品なさっていらしたので、今回も楽しみにしております。

いつもご案内ありがとうございます。




by ksnc-seihon-club | 2018-10-31 20:32 | 製本展覧会案内 | Comments(0)

公募した手作り製本の作品展示です。例年、大変刺激になる作品が多く出展されます。
今後の制作の参考までに是非ご覧になることをお奨めいたします。


まるみずぐみ
第11回 製本コンクール発表会

テーマ:みんわ(民話)

2018年6月15日(金)~18日(月)
10:00~20:00
初日 13:00~ 最終日 17:00まで

場所 まるみずぐみ

http://marumizugumi.sakura.ne.jp/exhibition/con2018_bosyu/

174-0072 東京都板橋区南常盤台
1-4-9 サンライズマンション1F

東武東上線 中板橋駅南口から徒歩8分 (池袋方面からはこの駅でお越し下さい)
常盤台駅から南口徒歩6分 (埼玉方面からはこの駅でお越し下さい)
TEL/FAX03-5995-0052

http://marumizugumi.sakura.ne.jp/hp/index.php/ja/

<ポスター (1)>

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<ポスター (2)>
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2017年のコンクール作品例

<写真ー1>

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<写真ー2>
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<写真ー3>

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<感想など>

●世話人:
6月17日(日)、朝から「第11回製本コンクール発表会」を観に行って来ました。昨年の発表会同様に素晴らしい製本展で、大変刺激を受けました。
2時間かけてじっくり拝見し、写真も沢山撮らせていただきました。手に取って見ることができ、また解説もしていただきました。

素材的には大変種類が多かったですね。また製本技術としては、ドイツ装本とコプティック装本が目立ちました。中身は、自作のものの他に既刊本に装幀した作品がありました。

それと気が付いたことは、ブックケースや帙のような本の「入れ物」が多かったように思います(この辺はカルトナージュの技と通じるものがあるようですね)。昨年の発表会でも、「箱」に重点を置いたとのご説明がありました。この工房としての特徴なのかも知れませんね。
どの作品も時間と手間のかかるものが多く、なかなか真似はできそうもありませんが・・・

<写真ー1 フラハの木> <写真ー2 黄ぶな伝説> 
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<写真ー3 海から大地へ・ケース付き> <写真ー4 ロシアの民話[改装]ケース付き>

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下記のサイトで出展作品を見ることができます。
http://marumizugumi.sakura.ne.jp/exhibition/con2018/

●OSさん:
昨日(6/16)、「まるずみぐみ」の展示を見てきました。絵本の会の友達と二人で行ったので、1冊1冊丁寧に拝見して2時間以上も見学していました。製本コンクール展だけあって、製本技術は素晴らしいものが多かったです。

そんな中で製本技術より中身に惹かれた作品がありました。44番の小川未明の「赤い蝋燭と人魚」を切り抜きで描いていた和綴じの本です。

構図、カットの技術、色合い、全てがほんとうに素敵でした。表紙はシンプルで素通りしてしまいそうでしたが、手に取って開いてみたときは、衝撃的でした。
あんな本を作りたいと思いました。




by ksnc-seihon-club | 2018-06-08 21:50 | 製本展覧会案内 | Comments(0)

ルリユール工房作品展 2018

この作品展では、2017年度までにルリユール工房で作られた、受講生の作品を展示しています。ロビー・ギャラリー会場では、エコル・プログラム作品を展示し、工房会場では「ルリユール入門」をはじめとする各講座の作品を展示・解説し、あわせて工房内の設備や道具も紹介しています。


◆ルリユール工房ギャラリー展

会 場:9階コミカレギャラリー
日 程:3月14日(水)~3月26日(月)
    10:00~20:00 (日曜・最終日は18:00まで)

◆生徒作品展

会 場:ルリユール工房(22番教室)  
会 期:3月23日(金)~3月25日(日) 
    13:00~19:00(日曜は17:00まで)

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〒171-8569 東京都豊島区南池袋1-28-1 西武池袋本店別館 8・9階
池袋コミュニティ・カレッジ (受付は8階です)
お問い合わせ 03(5949)5494(芸術係)

ルリユール工房  http://www2.odn.ne.jp/reliure/
池袋コミュニティ・カレッジ  http://www.7cn.co.jp/7cn/culture/c


「ルリユール工房」は、ヨーロッパの伝統的な製本工芸を中心とした本作りの工房で、池袋コミュニティ・カレッジの講座の中で総合的な手製本講座を開講しています。

「 ルリユール」は、ヨーロッパの伝統工芸のひとつです。木のプレス機や大型カッター、かがり台、山羊革や牛革、手漉き紙など、数百点の特殊な道具や材料をそろえた専用の工房で、ルリユールの技術を基礎から学べます。

「本の内容にふさわしい”形”を」という理念のもとに、次のような各種の講座が開講されています。

○ルリユール入門、○デコール、○なんでもルリユール、○パッセ・カルトン、
○パソコンで本づくり、○エコル・プログラム、 ○書籍の修理と保存(基礎・実技)、
○特別講座、 ○製本・マイ・プログラム

<出展:ルリユール工房ホームページ http://www2.odn.ne.jp/reliure/

*******************************************

<感想など>

○世話人:
今日、3月24日(土)、「ルリユール工房展」を見に池袋に行ってきました。土曜日と言うこともあって西武デパート付近は大変な人出でした。

工房展は、お知らせのとおり①ルリユール工房ギャラリー展と②生徒作品展(22番教室)がありました。①の「ギャラリー展」は、いわゆるギャラリー展示方式ではなく、ガラス・ショーケースの中に陳列してありました。展示の作品数も8冊と少なく、作者は一人でした。

こちらの作品展示は、写真撮影が許可されましたのご紹介します。しかし、ガラス越しのためいい写真は撮れませんでした。(腕のせいもありますが・・・)
こちらの作品は、ルリユール工房が開講している、プロ養成のための「エコル・プログラム」の受講生の作品と言うことで、非常に緻密に作られ一分の隙も無いと言った感じでした。

<写真 ギャラリー展>

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<写真 作品-1 作品-2>

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<写真 作品-3 作品-4>

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<写真 作品-5 作品-6>
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一方、②の「生徒作品展」の方は、工房内の教室に展示されていて、作業台の上に作品を開いた状態で立ててありました。こちらは「入門講座」をはじめ各講座の作品を展示したものとのことでした。周りには製本用の道具や機械、設備などもあって、工房の雰囲気が充満していました。

ここの作品は数十冊ありましたが、残念ながら手に取って見ることも、写真を撮ることもできませんでした。作品はいずれも大変立派で、作りが高級感に溢れていました。どの作品も材料や製本様式がほぼ同じようでした。全体に丸背が多く表紙は革かあるいは革に近いクロスかも知れません。特にヨーロッパの古い時代の革表紙の装幀を模したと思われる、背表紙に数か所の突起(古くは太い紐で綴じたため)を付けたもの(作品-1参照)も見られました。

また、箔押しによる装飾を施したり、小口をマーブリングなどで装飾した作品が多く見られました。さらに、見返し紙も独自のデザインで自作したと思われる作品が結構ありました。なお中身の本文の内容については、まったく判りませんでした。

今回拝見した作品展からは大変な刺激を受け、また今後の制作に大いに参考になりました。

○T.M.さん:
 「ルリユール工房作品展」ご案内ありがとうございました。
待ちきれず、23日初日に行ってまいりました。

まず目に入ったのがガラスショーケースの中の8点の作品。落ち着いた色合いの素晴らしい作品に釘付けになりました。見返しまでも美を追求した作品。

仕上がりもこれほど精密に、品格を伴う作品にあまり出合ったことがなかったので、衝撃を受けました。趣味の世界でなく工芸の世界。作者は若い女性。本当に素晴らしい作品拝見できました。

奥の生徒作品展に入りますと、最初入門コースの方々の作品。入門とは言えないほどのモダンな表紙の数々。布,皮、自作染など、柄にこだわり、魅了させられるものばかり。

上級者の方々は、手の込んだ作風で、革装も多く、どの作品も圧巻そのもの。表紙のみならず、見返しにも工夫を凝らし、楽しめました。十年以上の方々がほとんどとの事。
こだわり続けたものは、引き付ける力、大きいと感じました。

次元の違う作品とは言え、丁寧に作る美しさは、大いに学ぶこととなりました。そして私たちは今、無料で、受講させていただいている事、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

ここまで完璧にいかなくても、中身から自分で作成し、温もりのある作品となる。
技術は伴わなくても、心入れて作成していきたいと再認識した作品展でした。
以上


by ksnc-seihon-club | 2018-03-21 13:17 | 製本展覧会案内 | Comments(0)

「製本クラブ」関係の皆様へ


ようやく春めいてまいりましたがいかがお過ごしでしょうか、お伺いいたします。

さて、今回は

「世界のブックデザイン2016-17」


のお知らせです。(出展:印刷博物館のホームページから)

本展では、2017年3月に開催された「世界で最も美しい本コンクール」の入選図書とともに、7カ国(日本、ドイツ、オランダ、スイス、カナダ、中国、チェコ)のコンクール入賞図書を加えたおよそ200点を展示します。会場では本を実際に手に取って確かめ、世界最高峰のブックデザインと造本技術を楽しんでいただくことができます。

今年は「日本におけるチェコ文化年2017」にあたり、「チェコの最も美しい本コンクール」受賞作に加え、21世紀チェコのブックデザインに焦点を当てた特別コーナーを設け、50点の図書を紹介します。

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会  期:2017年12月1日(金)~2018年3月4日(日)

開館時間:10:00~18:00
休 館 日:毎週月曜日

場 所:印刷博物館 P&Pギャラリー
     文京区水道1丁目3番3号 トッパン小石川ビル
    アクセスマップ:http://www.printing-museum.org/access/index.html#map

入 場 料:無料

なお詳細は下記のホームページをご覧ください。
http://www.printing-museum.org/exhibition/pp/171201/index.html



<感想など>

○世話人:
 2月18日(日)に印刷博物館へ行き、約2時間かけてじっくりと拝見しました。ギャラリーの中央部分をチェコの本が占めていて、他の6か国の作品は、4辺の壁に沿って2段に展示されていました。「世界で最も美しい本コンクール」に入選した本と言うことですが、「美しい本」と言う意味のとらえ方によって、見る人の受け止め方は異なるものと思います。

 一つは中身の美しさであり、レイアウトや印刷技術などが含まれているように思われます。
二つ目には装幀の美しさであり、もっぱらデザイン性に関心の中心があるように見えます。
三つ目は、造本技術と言うどちらかと言うと芸術性よりはむしろテクニカルな部分での関心と思います。

 今回、私が最も関心を持って注目したのは、上述のうちの3番目のテクニカルな造本技術でした。言うまでもなく造本技術は、それ自身が独立して存在するわけではなく、装幀との関係において深く関わっていると思います。したがって、私の関心は「美しい装幀をもたらす造本技術」とでも言いうべき事柄となります。

 こうした観点で今回の展示を眺めますと、まず第一に目についたのが「綴じ方」ですが、以下に主な注目点を列挙してみます。

①「かがり綴じ」とこれに類似するコーディック綴じ、あるいはコプティック綴じが多く見ら   れました。
②背表紙を付けず背のかがり綴じの糸を見せる手法
③この関連でハードカバーでありながら裏表紙のみ見返し紙と貼り合わせ、背と表表紙は貼り 合わせない形式(スイス装本)
④カバーのみでこれを表紙とし、特に従来の表紙を設けない形式
⑤ハードカバーを「三方断ち」する方法
⑥ソフトカバー形式の表紙の内側をボール紙で補強したような方式(三方断ち)
⑦数十ページの厚い中身を「ひとつ折り中綴じ」する方法(綴じ糸・紐で装飾的効果)

展示会では写真撮影が禁止でしたので、少しでも会場の雰囲気を感じていただくために、展示会のチラシからクリップした画像を以下に掲載します。
<出典 http://www.printing-museum.org/exhibition/pp/171201/img/zoom.pdf

<写真 ①カナダ ②チェコ-1 ③ドイツ-1>
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①カナダ:Julie Morstad 著、Today(トゥデイ)、2016アルクイン・ソサエティ・カナダ・ブックデザイン賞 チルドレンブック部門1位

②チェコ-1:Juliana Chomova著、Hafanova dobrodruzstvi(ハファンの冒険)、チェコの最も美しい本コンクール2016 入賞

③ドイツ-1:Nicole Klaus 著、Die neue Trinkkultur(新しいドリンクカルチャー)、ドイツの最も美しい本コンクール2017 入賞


<写真 ④チェコ-2 ⑤中国>
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④チェコ-2:Tereza Ricanova 著、Obrazy Sveta(世界の絵)、チェコの最も美しいコンクール2016 入賞

⑤中国:四川省藏文古籍搜集保***院 著、藏区民*所藏藏文珍稀文献*刊(精*版)
(チベット地区民間所蔵チベット文字貴重文献叢書)(精華版)、中国の最も美しい本2016 入賞


<写真 ⑥ドイツ-2 ⑦スイス>
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⑥ドイツ-2:Franziska Morlok, Miriam Waszelewski著、Vom Blatt zum Blattern
(紙片から紙片の連なりへ)、ドイツの最も美しい本コンクール2017 入賞

⑦スイス:Dieter Schwarz 著、Matt Mullican. Rubbings. Catalogue 1984 - 2016(マット・マリカン ラビング・カタログ1984 - 2016)、スイスの最も美しい本コンクール2016 入賞


<写真 ⑧日本 ⑨オランダ-1 ⑩オランダ-2>
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⑧日本:吉増剛造 著、「根源乃手/根源乃(亡露ノ)手、……」、第51回造本装幀コンクール経済産業大臣賞

⑨オランダ-1:Bibi Dumon Tak, Annemarie van Haeringen 著、Siens hemel(シエンの天国)、オランダの最も素晴らしい本コンクール2016 入賞

⑩オランダ-2:Anne Geene, Arjan de Nooy 著、Ornithology(鳥類学)、世界で最も美しい本コンクール2017 金の活字賞、オランダの最も素晴らしい本コンクール2016 入賞



by ksnc-seihon-club | 2018-02-12 19:22 | 製本展覧会案内 | Comments(0)

「手作り製本クラブ」関係の皆さまへ

お寒うございます。

手作り製本展示会のお知らせです。

桶田幸子さん(KSNC手作り製本クラブ会員)が所属する「八王子手づくり絵本の会」主催の

「第39回 八王子市図書館 手づくりの本展」のお知らせです。

日 時:平成30年1月27日(土)~2月4日(日) 10:00~16:00

場 所:八王子市中央図書館 地下展示室
(JR西八王子駅より徒歩3分、マップは下記をご参照ください)

https://www.library.city.hachioji.tokyo.jp/lib01.html
問い合わせ:042-664-4321(中央図書館)

桶田さんの担当時間:
1/27, 28, 2/4 : 10:00~16:00、
2/1~2/3 : 12:00~16:00

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子どもさんたちの作品もある、とても楽しい製本展です。是非、ご覧になってください。


<2016年 製本展の感想など>


昨年の「手づくりの本展」は、開催日の情報が得られなかったため見逃してしまいましたが、2016年の1月30日から2月7日の製本展を初めて拝見し、大変感動したことを覚えています。その時の皆さんの感想の一部は、次のとおりです。

○小中学生の作品はもちろん一般の作品でも製本技術の点では未熟なものが多かったのですが、何と言っても本の内容が素晴らしかったですね。

○小中学生の発想のユニークなこと、また一般の方々の生活や人生に密着した内容は、見る者に感動を与えますね。本当に勉強になりました。

○「八王子手づくり絵本の会」の作品は、絵は勿論のこと「文字」も手書きです。しかもその「文字」が、特別なフォントを使ってワードで作文したように見えるから、本当に驚きです。

○絵のみならず文字までも作者の手で書かれたもの。内容も、どれも心打つもの。これぞ手作り! 一冊一冊 感動しっぱなし。

○それぞれに個性豊かに工夫され、見る人に感動を与える本。作者の「心」がないと、ここまでは出来なこと学びました。

○製本・・・自分のために作るものと思っておりましたが、今回の作品展で、それだけではなく、 もっと奥が深く、製本するにあたっては多くの人びとに何かを感じてもらい、感動してもらい、喜んでもらいと 、中身を吟味し、内容の深いものをと、考えが変わってまいりました。



<2018年 製本展の感想など>


●世話人:
今日、2月1日(木)は、午後から冷たい雨が降り始め、今夜からの降雪の前ぶれのようなお天気でした。こんな雨の中、「手づくりの本展」を見に行ってきました。会場では元会員(KSNC手作り製本クラブ)のSさんが丁度お帰りになるとこに出会いました。「素晴らしいわよ!!」と興奮気味で伝えてくれました。

主催者の「八王子手づくり絵本の会」として出展されている桶田さん(KSNC手作り製本クラブの会員でもある)に出展作品について説明していただいた後、全体をじっくり1時間以上かけて拝見しました。

作品の内容は、一昨年の出展作品と大体同じでしたが、やはり手づくり絵本の作品には目を見張るものが多々ありました。例によって勿論絵は手描きですが、文字までも手書きです。それが印刷したように美しいのには驚きです。さらに感心したのは、絵本のストーリーまでもが自作だと言うことです。つまり物語を創作して、さらに絵を描き、文字も手書きし、その上で手づくりで製本を行うと言う文字どおりの完全「手づくり製本」となっています。これは本当に驚き以外の何物でもありませんね。

<写真①にわのようせい ②にわのようせい:本文>

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<写真③南北アイルランドの旅 ④南北アイルランドの旅:本文>
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一方で子供たちの作品がまた大変素晴らしく、本当にほほえましい作品がいっぱいでした。どの作品も、製本技術の点からは未熟ですが、なんと言っても中身が素晴らしいです。自分の持っているものの全てを全力を傾けて作品に注ぎ込んだことが、ひしひしと伝わってきます。本当に感動がいっぱいです。創作物語あり、絵本あり、体験記あり、観察記あり、4コマ漫画あり、ジャンルを特定できないような創作もあって、本当に豊な発想と想像力・創造力に満ち溢れていました。今後がますます楽しみです。

<写真⑤小学生の作品 ⑥だいぼうけん>

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<写真⑦あおり絵の学校に入る ⑧あおり絵の学校に入る:本文>
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<写真⑨いしだ・せきお ⑩いしだ・せきお:本文>
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<写真⑪不思議なおひげ ⑫無人島生活>
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●Tさん:
八王子の絵本展、Iさんと最終日に伺いました。まず、中身ともすべて手作りであることにき。
どの本も素晴らしく、創造性豊かで、いろいろな工夫がされ、手元に置きたくなる絵本。
ただ単に技術だけでは、感動を呼ぶ本はできなこと感じました。
絵や文章は今更すらすらとはいきませんが、何かしら工夫して、自分なりに作って嬉しいと思える本をと、たくさんの刺激受けて帰ってまいりました。


by ksnc-seihon-club | 2018-01-24 20:15 | 製本展覧会案内 | Comments(0)


「手作り製本クラブ」の皆さんへ

こんばんは。

「第51回 造本装幀コンクール」の全出品作品の公開展示会についてお知らせいたします。(日本印刷産業連合会のHPより)

https://www.jfpi.or.jp/topics/detail/id=3030

第 51 回造本装幀コンクールには、328点の応募があり、その中から 22 点が授賞作品に選ばれました。
全出品作品の公開展示会が、本の街・神保町ブックフェスティバル期間中に開催されます。
造本・装幀の美しさを間近にご覧になれる機会です。皆さまお誘い合わせの上、ぜひ会場へお越しください。

なお、「神保町ブックフェスティバル」も毎年行われる有名なイベントです。この機会に是非訪ねてみてください。開催日は、いずれのイベントも同じです。


◇日 時◇ 11 月 3 日(金・祝)~5 日(日)
 10 時~18 時(最終日は 17 時まで)

◇会 場◇ 東京堂ホール(神田神保町 東京堂書店 6F)
 入場無料 東京堂書店のエレベーターで 6 階へ

<画像:造本装幀コンクール・チラシ>

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<参考> 造本装幀コンクールの概要

 造本装幀コンクールは、造本装幀にたずさわる人々(出版、印刷、製本、装幀、デザイン)の成果を総合的に評価する出版業界で唯一のコンクールです。
 このコンクールは「美しい本」づくりをめざす意欲を高め、広く内外にわが国の造本装幀技術の素晴らしさを紹介し、また読書推進をはかり、ひいては出版文化産業の発展を促すことを目的とします。

 入賞作品は、ドイツ・ライプチヒで開催される世界でもっとも美しい本コンクールに日本を代表して出品され、数多くの作品が入賞しています。
 また、第47回から、応募作品のうちご寄贈いただけたものは、国立国会図書館の原装保存コレクションとして保存されることとなりました。
<日本印刷産業連合会HPより>


〇神保町ブックフェスティバル
http://jimbou.info/news/book_fes.html

<画像:ブックフェスティバル・HP>

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まずはお知らせまでにて失礼いたします。



by ksnc-seihon-club | 2017-10-28 22:15 | 製本展覧会案内 | Comments(0)

「手作り製本クラブ」の皆さんへ
チョット珍しい本の展示会を見つけたのでお知らせします。と言いますのも出展作品が米国・カリフォルニアの造本家たちの制作だからです。日本人とはまた異なるセンスで制作されていると思うので、大変興味があります。是非拝見したいものですね。
以下にHPの内容を紹介します。

コレクション交流展
「Musubu ― 本とアート : 東京 ― カリフォルニア ― うらわ」


東京、カリフォルニアで活動するブックアーティストたちの作品と、うらわ美術館の「本をめぐるアート」コレクションの交流展を開催します。

製本工芸を始めとして様々な本の造形活動を重ねる東京製本倶楽部、伝統製本に一石を投じるカリフォルニアの造本家たち、「本をめぐるアート」を収集方針の一つに掲げ、ユニークな本をコレクションする当館。3者をむすぶ多義的な要素-伝統、現代、地域、文化、技術、人を見つけようとする展覧会です。

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展覧会構成:東京製本倶楽部、CA・MUSUBU、うらわ美術館の三部構成

出品点数:約58点(東京製本倶楽部 36点、CA・MUSUBU 20点、うらわ美術館 2点)予定

開催情報

会期:平成29年9月12日(火曜日)~9月24日(日曜日)

休館日:9月19日(火曜日)

開館時間:午前10時~午後5時、土日のみ~午後8時(入場は閉館30分前まで)

会場:うらわ美術館 ギャラリーA
   アクセス:http://www.city.saitama.jp/urawa-art-museum/access/p046735.html

観覧料: 無料

主催:うらわ美術館、東京製本倶楽部、CA・MUSUBU

とにかく日本とカリフォルニアのプロの造本家による、最先端の作品に触れることは、めったにないことと思いますので、少々遠いのですが是非ご覧いただきたいと思います。

<感想など>

●世話人:

今朝(9月12日)、雨の中、浦和まで行って展覧会を観てきました。今日が初日でしたが、何と私が展覧会の最初の入場者となり、係の人から丁寧な歓迎のご挨拶をいただき大変恐縮しました。

さて展覧会の内容ですが、とにかくプロの作品ですので「凄い」の一語に尽きます。残念ながら写真撮影は禁止で、しかも全ての作品が透明ケースに収められていて手に取ることができません。また、かなり複雑な形態の作品もあるのですが、綴じ方と使用した材料が表示されてはいますが、説明がまったくないため、作品の目的や仕組などが理解できない作品も多々ありました。

日本の造本家の作品には、一般に出版された書籍を中身として使い、それを装幀すると言った作品が多くありました。このやり方も初めはよく理解できなかったのですが、担当の学芸員の方に解説していただき、納得がいった次第です。

カリフォルニアの造本家の作品は、意外にも折本や和紙などいずれも和風な作品が結構見られました。もっとバター臭いと言うか、西洋風な作品をイメージしていたので、チョット期待はずれ?の気もしました。しかし、和風とは言いながら、そこはやはり日本人とは異なり、同じ折本でも太い紐をふんだんに使って大胆なデザインに仕上げていました。

以下に作品の一部を紹介いたします。

<出典> 作品の写真は、MUSUBU 本とアート:東京-カリフォルニア-うらわ 図録(2016.9.12)
     注:写真07~12の英文解説 翻訳:藤井卓

     <写真:01藤井敬子、02羽田野麻吏>
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01-藤井敬子:アリス・B・トクラス著 トクラスの料理読本/オープンジョイント製本/パーチメント、仔牛革、山羊革、手染め格和紙/インレイ、オンレイモザイク/2017/200× 178× 32/

◆トクラスは20世紀初頭の美術界を料理を通して現在の私たちに伝えてくれる。美しく開き、表紙を開いても開じても愉じめるデザインを目指した。

02-羽田野麻吏:足立涼子著 とりのうた 日本語と木の枝のことば/綴じつけ製本/パーチメント、真鍮材、手染め紙、水牛革/箔押し:中村美奈子、真鍮切り出し加工:田代富夫/2017/289×197×12/

◆著者によつて拾い集められ訳された、梢に響くとりのうた。そのようなテクストの痕跡と気配を表紙や見返しに忍び込ませました。


     <写真:03市田文子、04川島久子>

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03-市田文子:安部公房著 時の崖/ランゲット製本/山羊革、パーチメントのモザイク/箔押/2017/220×202× 13/

◆折丁数が少なく、別刷も挟みこまれた薄い本なので、クラシックなスタイルでは製本しにくいので「足」を付けた製本を採用しました。表紙は二重構造になっています。

04-川島久子:大和古寺の散華/折本/帯地/2015/180× 145× 23/

◆縁があり、奈良のお寺の散華が手に入つたので、折本として、まとめました。


     <写真:05佐藤真紀、06津村明子>

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05-佐藤真紀:型紙製作 松崎吟 半衿刺繍型紙帖/折本コットンペーパー、和紙、正絹アンティーク着物地/ステンシル、切り絵、和紙蝶番を使用した屏風仕様の折本/2017/348× 248× 44

◆着物の刺繍半衿の製作時、糊染めに用いたという型紙を綴じて折本に仕立てました。型紙は明治大正期にある女性が作り、子孫の女性達が大切にしてきたものです。時を超えて女性達の気持ちを結ぶ本になればと思います。

06-津村明子:作者不詳(伝承話) 本所七不思議/箱の中の製本:折本などいろいろ、付録冊子:中綴じ/和紙、ボタン、豆、種、ほかいろいろ/2006-2016/230× 150× 50/

◆江戸の町にはいろいろな不思議な話があります。「本所七不思議」といわれるのがもっとも有名です。 伝承話ですから、いろいろなバージョンがありますが、好きな七つを選んで七不思議とします。それを本の形にしました。


カリフォルニアの造本家の作品は、意外にも折本や和紙などいずれも和風な作品が結構見られました。もっとバター臭いと言うか、西洋風な作品をイメージしていたので、チョット期待はずれ?の気もしました。しかし、和風とは言いながら、そこはやはり日本人とは異なり、同じ折本でも太い紐をふんだんに使って大胆なデザインに仕上げいました。


     <写真:07ALEXANDER、08GOTTHOLD & VAN VANVELZER>

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07-ALEXANDER,J.:表題:Boro Vessel/ロングステッチ/ボロ布地、廃刊本/2014/150× 125× 25

◆廃棄された図書館の本を解体し、その本の布地と中身のページを使って、廃棄された古い本に新しい命を与えるために再構成されています。

08-GOTTHOLD,P & VAN VANVELZER,L.:表題:The Snails/折本、ケース/活版印刷、ケースの上には紙粘土製カタツムリの飾り/2016/255× 250× 130

◆この「カタツムリ」は、パトリシア・ハイスミスが書いたショート・ストーリーです。彼女は、小説の分野でより良く知られているばかりでなく、その長い作家生活において多くのショート・ストーリーを書いています。


     <写真:09HOBSON、10MUNSON>

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09-HOBSON,C.:表題:red thread, two women/折本、ケース/デジタルプリント、手描き/2006/203x216x63

◆「赤い糸、二人の女性」は、リズムと流れが共に作用しあっている詩であり、この本のデザインに影響を与えました。「紐と糸」は、描かれた1本の線のように動作し、また「線の描き」とその感じを変化させるように、「紐と糸」は、この本を手に取る人によってあちこちに動かされます。 本の裏面は、ビート(サトウダイコン)のイメージを使って、詩の特徴である紐のような根やその形の豊かさと成熟さを強調しています。

10-MUNSON,H.:表題:The Artist's Reunion/折本/ポップアツプ、アコーデイオン形式//2017/190× 280

◆折り本は、ポップアップ形式に対して多くの可能性を提供します。 私は、歴史における芸術の動きを表現するために、本と言う劇場の外観形態としてこの形式を選択しています。

      <写真:11SEREBRIN、12VENTURELLI>

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11-SEREBRIN,J.:表題:Dhimme/Protected/コプティク・スタイル製本/表紙は紙粘土仕上,大手染め紙にモノタイブ/2013/156×122× 13

◆この本は、特にAl Mutanabbi通りでの本の出版と販売に関して、イラクのユダヤ人が、どのようにイラクで一般集団と統合されたか、あるいは、統合されなかったかに関する考察です。Dhimmiは、保護と引きかえに人頭税を強要する、少数民族との契約を記述するために使用されるアラビア語の単語です。私は、それが古代の感情を持ち、かつ本の貴重さを擁護して欲しかったのです。 


12-VENTURELLI,K.:表題:Universe at Play/凹版印刷三次元の地図と二次元のイメージをプリント組み合わせる。タイシルク、紐/2014//180×185× 20
◆この本では、2次元の印刷画像を、3次元のトルコ地図のお折り本構造に取り込んでいます。この作品は、印刷と装幀の両方のメディアを使用しながら、このアイデアを継続的に伝え続けようとしています。抽象的な、記号的な、そして数学的な、この適切な形態は、私の現在の仕事の基本です。


この作品展示会は、日本とカリフォルニアのプロの造本家による、最先端の作品に触れることの出来るめったにない機会だったと思います。(私は特に多種多様な「綴じ方」が参考になりました)
                                            以上










by ksnc-seihon-club | 2017-09-13 20:50 | 製本展覧会案内 | Comments(0)


「手作り製本クラブ」の皆さんへ

またまた本の展示会を見つけましたのでお知らせいたします。私はまだ観ていませんが、かなり立派な装丁の作品があるのではないかと思われます。
以下にHPの「案内」から転載いたします。

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特別研究室企画展示
 触れて発見!時代で比べるブックデザイン展 
「造本装幀コンクール」受賞作品×内田嘉吉文庫

http://hibiyal.jp/card.html?s=1&cno=3029

読書推進を図り、出版文化の発展を促すことを目的に、毎年優れたブックデザインを表彰する「造本装幀コンクール」第50回(2016年度)受賞作品を、内田嘉吉文庫の特色のある装幀本とともに展示し、ブックデザインの歴史の一部を紹介します。展示本は、じかに触れていただくことができます。

日比谷図書文化館 4階 特別研究室
http://hibiyal.jp/hibiya/access.html

期 間:2017年07月18日(火)10:00 から2017年10月01日(日) 16:00

時 間:平日 10:00~20:00 土曜 10:00~18:00、日・祝 10:00~16:00

主催:千代田区立日比谷図書文化館
共催:日本書籍出版協会 / 日本印刷産業連合会


by ksnc-seihon-club | 2017-09-04 17:22 | 製本展覧会案内 | Comments(0)

「山崎 曜 作品展」


「手作り製本クラブ」の皆さんへ

梅雨の時季をお元気にお過ごしでしょうか、お伺いいたします。

さて、「山崎 曜 作品展」の案内をいただきましたので、お知らせいたします。

○期間:7月12日(水)~17日(月)

○時間:11:00am ~ 7:00pm (最終日 5:00pm)

○場所:ギャラリー おかりや
      銀座4-3-5 銀座AHビル B2F
   http://www.g-okariya.co.jp

○アクセス:下記のURLを参照してください。
        http://www.g-okariya.co.jp/gallery.html#a

「作品展」の詳細は、下記のURLを参照してください。
   http://yoyamazaki.jp/news/2017/06/post-473.html


「山崎 曜」先生は、「手で作る本」など大変素敵な製本のための参考書を出版され、教室を主宰しておられます。

先生の作品は、どれもユニークでおしゃれで大変参考になります。初めてご覧になる方は、キット「目からうろこ」で、新しい製本の世界が拓けることでしょう!!

まずはお知らせまでにて失礼いたします。(世話人)


<感想など>

●世話人:
今回の作品展では、これまでの作品展とは少々趣を異にしていて、メインの作品はアクリル板、アルミパンチ板、OHPフィルムを用いて、押し葉とか和紙、写真などを挟み込んで縁を糸綴じした表紙でした。
また、背表紙は、高級な牛革、トカゲの革、オーストリッチなどの革を使っているのが特徴的でした。

アクリル板などの間に挟む材料は、本当に様々で驚くほどです。
その材料の一部を列挙して見ますと、以下のようになります。

写真、脱脂綿、竹籠、タンポポの綿毛、色々な加工した和紙、木の実、グラシン紙、こんにゃく糊の利用、押し葉、和紙をちぎった毛羽、半紙へのプリントアウト、カットしたり引き伸ばした寒冷紗、ミジンコの顕微鏡写真、羽毛、タンポポの冠毛種子、段ボール、航空ベニア、微細な金網、ポプラの綿毛、サルノコシカケ(スライス)、テグス、等々

本の表紙をキャンバスとして、絵具の替わりにこれらの素材を用いて、感性豊かな独自の世界を描き出しています。本当に驚異の世界ですね。もうすでに「本の表紙」ではなくなっています。


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  螺旋に光をいれる          黄色の夢幻界
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  パピエコレイト              段ボール月夜
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 迦陵頻伽                  白蝶
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 跳ねる馬的動物とポーズをつける気取る人    ↑和紙表紙かぶら
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 竹越し荒れ模様                和紙表紙 寒冷紗

●SYさん:
山崎耀 作品展をみてきました。

私たちのまわりに存在する森羅万象を掬いあげ、美の世界を構築する。

非常にマニアックなアートですね。いいものを見せて頂きました。

ご案内をありがとうございました。


●SMさん:
「山崎 曜 作品展」に行ってきました。
手袋をして、作品を手にとって見てきました。
どの作品も、色合いがすてきで、工芸品のような素晴らしいものでした。

●MAさん:
日曜日、銀座まで出向き「山崎曜氏の製本展」を拝見してまいりました。芸大デザイン科で学ばれた方の作品は様々な創意工夫がみられ、驚いてしまいました。
小平の製本クラブの者ですと、ご挨拶しましたら、藤井先生もお見えになりましたと言われました。
「手で作る本」を参考に求めました。私の次回作品に役立てば嬉しいのですが・・・。


●OSさん:
ブログに写真を掲載してくださったので改めて拝見でき、有難かったです。
写真を撮らせて頂けたのですね。
私は13日に行ってきました。
作品はかなりどれもデザインが素晴らしくさすがプロ!ですね。
技巧も素人ではとても出来ないものと感じました。


●TMさん:
山崎先生の作品展拝見しました。
製本の域を超え、芸術品。想像力に圧倒させられました。到底、自分では作ることはできない作品ですが、製本の魅力に引き込まれていったのは確かです。



by ksnc-seihon-club | 2017-07-24 19:46 | 製本展覧会案内 | Comments(0)