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KSNC手作り製本クラブ

ksncseihonkurabu.exblog.jp

手作り製本を楽しむクラブの学習の様子や作品を紹介しています。

カテゴリ:製本展覧会案内( 20 )

「KSNC手作り製本クラブ」の皆さんへ


山崎曜先生が主宰する「手で作る本の教室」作品展のご紹介です。

ご案内のハガキやホームページから引用して、以下にご紹介いたします。

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3年に一度やっている教室展も、はや7回目。
革で丁寧に改装した本や、「これも本なの?」という感じのいろいろな作品、
これは本とは言えないかもという作品まで、いろいろのものが並びます。
時間をかけて作っているものが多いです。

今回は道具の販売、図録の販売、山崎の作品の販売、も積極的にやりたいと思っています。
先日、オンライン動画講座もやりはじめたので、ビデオも流したりしようと思ってます。
展示、どうぞお楽しみに。

毎回、もう少し時間があれば、という声を聞きますので、どうぞお時間に余裕をもってじっくりご覧いただけるとありがたいです。

詳しくはこちらをご覧ください。<http://yoyamazaki.jp/news/

第7回「手で作る本の教室」展
2019年6月4日(火)~9日(日)
会  場:世田谷美術館 区民ギャラリーA
開館時間:10時~18時(初日は13時から/最終日は17時まで)

東急田園都市線「用賀」駅徒歩17分、または美術館行バス「美術館」

世田谷美術館へのアクセス:https://www.setagayaartmuseum.or.jp/guide/access/

  <写真-1 2016年第6回展:生徒さんの作品>    <写真-2 山崎先生の作品>

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山崎曜先生がご指導されている教室の生徒さん達の作品と言うことで、大変興味が持たれますね。先生の作品はこれまでに何回か拝見して大変に刺激を受け、そして先生の作品をお手本にして何冊か作りました。

と言うことで今回は、生徒さんたちの作品なので、また別な意味で大いに刺激を受けるものと期待しています。

皆さんも是非ご覧になって感想をお寄せください。お待ちしてます。


by ksnc-seihon-club | 2019-05-23 11:51 | 製本展覧会案内 | Comments(0)

泉雅史 個展のご紹介

「手作り製本クラブ」の皆さんへ

2019年3月の「第9回KSNCパソコンでこんなことできるん展・製本クラブ展示」で、私が出展した折り本の作品(うさぎの模様のピンクの表紙に花の飾りをつけた)をおぼえていらっしゃるでしょうか?

あの作品の中身の絵を描いたのが泉雅史さんです。
イラストレーターとして本の表紙絵や挿絵、それに教材用のイラストなどをお仕事としています。
製本技術とは直接の関係はありませんが、中身の作成には大変参考になるかと思います。是非ご覧になってください。
(泉雅史さんのホームページ http://www.izumi-masashi.com/index.html

以下に「案内ハガキ」から転載してご紹介します。

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泉雅史 個展

よるになると
日が落ちて暗くなり、みんなが寝静まる頃
誰も気がつかないところで
何か不思議な事が起きているのではないか
そんなことを考えながら制作しました
よるは想像力が豊かになり好きです

期 間:2019年6月7日(金)~16日(日).
      月~金 17:00~19:30
      土・日 11:00~18:00

オープン時間が異なりますのでご注意ください
・11日(火)休廊 ・最終日は17:00終了

場 所:ギャラリー・フォリオ
    新宿区四谷三栄町15-1 K・PLACE 201
 
・JR四ツ谷駅 四谷口より徒歩5分
・東京メトロ 四ツ谷駅2番出口より徒歩5分


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by ksnc-seihon-club | 2019-05-13 22:08 | 製本展覧会案内 | Comments(0)

「手作り製本クラブ」の皆さんへ

作品展のご紹介です。KSNC手作り製本クラブ会員のお一人が所属する「八王子手づくり絵本の会」の40周年記念作品展が下記のように開催されます。

毎年、素晴らしい作品を見せていただき、いつも感動と新しい刺激をうけている作品展ですが、今回は40周年記念と言うことで、また一段と期待が膨らんできます。
是非、ご覧になって今後の制作の参考にしていただきたいと思います。


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by ksnc-seihon-club | 2019-05-13 21:51 | 製本展覧会案内 | Comments(0)
「KSNC手作り製本クラブ」の皆さんへ
「製本作品展」のご紹介です。東京製本倶楽部が20年の歩みを展望する展覧会を開催することになりました。東京製本倶楽部のホームページからお知らせの概要を抜粋してご紹介いたします。
詳しくは下記のサイトをご覧ください。
http://bookbinding.jp/index.html

東京製本倶楽部は、工芸製本の第一線で活躍する製本家を中心に、装幀家や出版人、コレクターなど工芸製本を愛する人々によって1999年5月に設立されました。
 
2000年の第1回東京製本倶楽部展『本の魅力あるいは本との出会い』から、2017年2月の第8回『吾輩は猫である』展まで、さまざまなテーマのもとでのルリユール作品と、製本工程の解説や実演などを隔年で開催してきました。

今回の展示では、最新の現代ルリユール作品を展示するとともに、ルリユールの伝統的なスタイルをご紹介いたします。
ルリユールの現在と東京製本倶楽部の20年のあゆみを展望するこの展覧会をぜひご覧ください。
<写真ー①②>
d0359617_15254812.jpgd0359617_15260506.jpg<写真ー③④>
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日 時:2019年4月12日(金)-14日(日) 10:00-17:00 (14日は15:00まで)
会 場:日比谷図書文化館 1階特別展示室
    東京都千代田区日比谷公園1-4

都営地下鉄:三田線「内幸町駅」A7出口徒歩3分
東京メトロ:千代田線「霞ヶ関駅」C4出口徒歩3分
      丸の内線・日比谷線「霞ヶ関駅」B2出口徒歩3分

イベント
◆期間限定『日比谷製本工房』
製本の様々なデモンストレーションを開催

4月12日 11:00-12:00,14:00-15:00
4月13日 11:00-12:00,14:00-15:00
4月14日 11:00-12:00

内容未定、決まり次第に随時お知らせいたします。
(参加無料)

主催 東京製本倶楽部  http://bookbinding.jp
お問い合わせ先:実行委員会 event@bookbinding.jp



 

◆感想など◆

世話人
 4月13日(土)に「ルリユールのあゆみ展」を見てきました。写真撮影はできませんでした。また製本方法の見本の作品以外は、すべてガラスケースに収められていたため、詳しい作り方などは判りませんでした。またガラスケースに入っていない見本作品についても、手に取って見ることが出来なかったので、詳細を理解することは出来ませんでした。
それほど多くの来場者があるとも思われませんので、せめて代表的な作品についてはオープン展示とし、手袋をはめて取り扱うようにしていただきたかったと思います。他の製本作品展などではこうした処置がとられていますが・・・

 ともあれ、わが国を代表する作品の展示ですので、その展示作品の数、バラエティとレベルにおいては目を見張るものがありました。出展の作品数は、101点ですが、製本スタイルが大変バラエティに富んでいて、約32種類でした。製本スタイルで最も多かったのが、「綴じつけ製本」で36作品で全体の35.6%に当たります。次いで「くるみ製本」の19作品で18.8%、さらに「プラ・ラポルテ製本」の5作品、5%となり、以下、「和本綴じ」4%、さらに「ソフトカバー」・「ブラデル製本」・「折り本」・「平綴じ」が3%、などとなっていました。(「出展作品リスト」より)
「作品リスト」に、作者による自分の作品に対する「注目ポイント」が、記載されていたのに興味が引かれました。

 どの作品もひと工夫もふた工夫もされていて、それぞれが独創性に溢れていました。作品に使用された材料や製作過程について想像をめぐらしながら拝見していると、本当に時間の経つのも忘れる程でした。ガラスケースの中に収納されていてもよく見える、表紙のデザインについては、じっくりと拝見出来ました。

 材料としては、私たちが日頃あまり使わない革が大変気になりました。 山羊革 などを使ったオンレイモザイク、またインレイモザイク と言った革の象嵌技術などは、製本技術の枠を超えているように思いました。

 私たちのKSNC手作り製本クラブでは、本文も自分の作品が多く、またレイアウトも自分なりに工夫して行い、印刷も市販のA4用のインクジェット・プリンターを使っています。しかし、ここでの作品のほとんどが、市販あるいは既製の本文を使用しているようでした。したがって装幀に重点をおいていて、いわゆる「工芸作品」として扱われていると思います。この点において最近拝見した池袋の「ルリユール工房展」と類似していると思われますが、「世界のBOOK DESIGN 2019展」とは視点が異なっていることが解ります。

作品展を見に行けなかった会員の皆さんに、素晴らしい作品の一端を見ていただき制作の参考にしていただきたいと思い、写真撮影が禁止でしたのでネット上から検索した画像をお見せしたいと思います。(画像の掲載につてお許しくださるようお願いいたします)

<写真ー1 会場風景[1]>                <写真ー2 会場風景[2]>
d0359617_17164129.jpgd0359617_17165973.jpg<写真ー3《アフリカン・グレイ・パロッツ》      <写真ー4《製本》オープンジョイント
          手漉き和紙[素材]>                   製本[構造]>
d0359617_17172299.jpgd0359617_17173554.jpg<写真ー5《pictowords》プラ・ラポルテ    <写真ー6《文章読本》綴じつけ製本[素材]>
              製本[構造]>
d0359617_17175492.jpgd0359617_17180883.jpg<写真ー7《 LE CID》綴じつけ製本>       <写真ー8《円と四角》くるみ製本[素材]>
d0359617_17213864.jpgd0359617_17215462.jpg
<写真ー9《吾輩ハ猫デアル》くるみ製本[文学]> <写真ー10《Codex Bonifatius 1の綴じの
                             レプリカ》綴じつけ製本[構造]>
d0359617_17221092.jpgd0359617_17222516.jpg<写真ー11《クモのはなし》東洋式製本>       <写真ー12《貝合せ 雛仕立て
                                「今物語」抄》糸・糊綴じ>d0359617_17224256.jpgd0359617_17225830.jpg

 

【参考事項】
1.綴じつけ製本
 本文を糸綴じするときに麻紐や革をかがりの芯(支持体)として用い(リボン綴じのリボンの代わりに麻紐を使う感じです)、表紙ボードにその支持体を通して表紙と本文ブロックを一体化する方式でパッセ・カルトンも同じ製本方法です。表紙は革でくるんで作るので大変丈夫な構造です。中世からの流れを汲む伝統的な製本様式です。
 クラシックスタイルのパッセ・カルトンでは、総革装ジャンセニスト(装飾無し)、半革装(角革装・両袖装・額縁装)などの様式があります。

2.くるみ製本
 先に綴じておいた本体と、表・裏・背の表紙を一体としてあらかじめ紙や布地などの表装材でくるんだ表紙を、主に見返し紙を介して接着する製本方法です。現在、私たちがKSNC手作り製本クラブの入門コースで制作している平綴じ溝付き布貼りハードカバー(上製本)や背綴じ溝付き上製本などが、このくるみ製本です。

3.プラ・ラポルテ製本
 表紙を表表紙と裏表紙と背表紙の3つの部分で仕上げる方式で、支持体を用いて糸綴じした本文に、まず初めに背表紙を接着してから、その後で表表紙と裏表紙を取りつける製本方法です。平表紙の装飾を本体とは別に作業できる利点があります。(ドイツ装本と言うこともあります)
 このプラ・ラポルテ(Plats rapportes)は、プラ(表紙)、ラポルテ(つけ加える)というフランス語からきているとのことです。また、プラ・ラポルテとは逆に、本文に表表紙・裏表紙を付けてから、その後で背表紙をつける方式を「ド・ラポルテ製本」と言うそうです。

4.ブラデル製本
 18世紀末に製本家ブラデルによって考案された溝付きのホロー・バック製本(本体の背と背表紙の間を接着せず隙間をあける方式)です。開きが良いという特長があり、かがりの芯が表紙ボードに綴じ付けられるのではなく、中身の本と表紙が接着されて組み立てられる簡易製本です。綴じ付けとくるみ表紙の中間のような形式で、今日の「溝付きのくるみ製本」と言った形式のようです。

5.オープンジョイント製本
 本文折丁の背部分が本の背に見えるオープン背構造の製本で、さらに綴じの支持体の背バンド(綴じつけ製本で用いる支持体としての麻紐や革など)だけで表紙と接続されている製本方法です。大変開き易い構造です。

6.東洋式製本
 本文折丁を綴じるのではなく、本文折丁に別の紙を足して、その足の部分を平綴じする足つき製本方式です。日本の袋とじ本に似た感じですが、背が四角く表紙と独立した平綴じ風になっている製本スタイルです。フランスの製本家が、「Reliure à la japonaise」と呼んで広めたと言われています。
 足つき製本にすることで本が開き易くなり、さらに本文・本体が直接糊の影響を受けないので、本文の再利用が可能になります。さらに、製本の仕上がりも洗練した作品となると言われています。



by ksnc-seihon-club | 2019-04-02 15:31 | 製本展覧会案内 | Comments(0)
「手作り製本クラブ」関係の皆さんへ

製本作品展のご紹介です。印刷博物館のP&Pギャラリーで開催されている作品展をご紹介いたします。毎年、行われていますので既にご存知の方もおられるかと思いますが、ご紹介いたします。
以下にHPから引用して表示いたします。


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「世界のブックデザイン2017-18」
期 間:~2019年3月31日(日)10:00~18:00
休館日:毎週月曜日

「世界で最も美しい本コンクール」および、日本、ドイツ、オランダ、スイス、オーストリア、カナダ、中国の各国コンクール入選図書を展示

P&Pギャラリー
印刷博物館
112-8531東京都文京区水道1丁目3番3号 トッパン小石川ビル

詳しくは下記のホームページをご覧ください。
http://www.printing-museum.org/


感想など

○世話人:
3月21日(木)、世界のブックデザイン2017-18展を見に印刷博物館へ
行き、2時間ほどかけてじっくりと拝見しました。

展示している受賞作品は以下のとおりで169冊とのことです。

・日本:「第52回造本装幀コンクール」 22点
・ドイツ:「ドイツの最も美しい本2018」25点と奨励賞3点
・オランダ:「オランダの最もすばらしい本2017」20点
・オーストリア:「オーストリアの最も美しい本2017」12点
・スイス:「スイスの最も美しい本2017」16点
・カナダ:「カナダの優れたブックデザインに対するアルクイン協会賞」36点
・中国:「中国の最も美しい本2017」24点
・「世界で最も美しい本コンクール」11点

作品の写真撮影や筆記用具を用いてのメモなどは禁止されているため、製本技術などの私にとって興味ある事柄については、貧弱な脳に記憶(記録)するしかありませんでした。

製本技術として最も印象的だったのは、綴じ方です。私が手に取って見た範囲では、「平綴じ」は使われていませんでした。また、一般的な「背綴じ」もあまり多くはありませんでした。ただし、分厚い一つ折中綴じは、画像(25,26)に示したように中国の作品に見られました。

最も多かった綴じ方は、「コディック装」を基本とした綴じ方と、そのバリエーションですが、一般的な糸による「かがり綴じ」と称しているものも多かったようです。また「あじろ綴じ」と思われますが、プラスチック・グルーを用いたホットメルト綴じの作品もかなりありました。

「ブックデザイン」と言う観点から選ばれた作品ですので、本文の内容と印刷・装幀など総合的な基準での受賞作品です。したがって手作り製本技術の観点からは、特に注目を引かない作品もありましたが、とにかく現在の「世界の水準」を概観するうえで大変貴重な作品展だったと思います。

手作り製本を趣味とする者の製本技術の観点からは、世界の「綴じ方の流れ」は、本を開き易い「コディック装」の方向と見ました。

以下の画像は、カタログを含めてネット上にアップされているものを引用させていただきました。

<01-作品展入口> <02-会場の様子[1]>

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<03-会場の様子[2]> <04-展示本の集合>

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<05-日本:「はな子のいる風景 イメージをくりかえす」[1]> <06-[2]>

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1949年にタイから日本にやってきて2016年に亡くなったゾウのはな子の写真集。折り畳まれた手紙・スナップ写真などが貼付けられ、心がかようあたたかい写真集。


<07-日本:「中世ふしぎ絵巻」[1]> <08-[2]>

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表紙は縦向き、表紙をめくると中ページは90度回転して横向きに配置。糸かがり綴じで180度フラットに開き、ノドで絵柄が切れない仕組み。


<09-日本:井上奈奈:絵本『くままでのおさらい』特装版・世界で最も美しい本コンクール銀賞[1]>  <10-[2]>

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世界で最も美しい本コンクールで、日本から唯一の上位賞受賞作品。円形にくりぬいた板紙を重ね合わせてクロスを貼った表紙。


<11-日本:西野嘉章:「村上善男?玄々とした精神の深みに」>  <12-日本:大相撲錦絵>

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11-第52回造本装幀コンクール・経済産業大臣賞
12-日本相撲協会制作・大相撲錦絵をまとめたB2判超大型本が話題に


<13-オランダ:「クラウディ・ヨングストラ」・世界で最も美しい本コンクール栄誉賞[1]> <14-[2]>

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染色した羊毛で作るアート作品集。製本せずにページを真ん中で折ってビニール袋に入れてある。一見、袋に入った黒い羊毛のように見えるが実際は印刷物。


<15-オランダ:「息づく表層」・シミをめぐる斬新な生物学の本[1]>  <16-[2]>
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アーティストが身の回りのシミを保存・撮影し、カラーチャートを作成。英語、フランス語、オランダ語をそれぞれ90度ずつ向きを変えて配置。奇妙なコテンンツを大まじめにデザインした珍書。


<17-カナダ:「巨像:用心棒の回顧録とバーの物語」[1]> <18-[2]>

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エンボスされた革張りの上製本。造本を丁寧に仕上げている上質な写真集。


<19-スイス:「ドキュメンタ14日誌」世界で最も美しい本コンクール銅賞[1]> <20-[2]>

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本のカバーは型押しされたビニール。袖の部分のポケットに会場のマップを挿入している。

<21-ドイツ:Klaus Beryer他:「夜の本」[1]> <22-[2]>

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<23-ドイツ:「非存在・自殺とその原因」[1]> <24-[2]>

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若いブックデザイナーのための奨励賞。棒グラフがレーザーカットした孔で構成され、ドイツ国内で自殺人数などを表す。グレーとブルーの落ち着いた色の用紙を用いて丁寧にまとめた作品。レーザーカット孔の効果的な使用が印象的。


<25-中国:「介入」・建築家とデザイナーの対談集[1]>  <26-[2]>

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本の真ん中に開けた孔の周りに、中・英・日・韓の4カ国語による文章と写真を配置。ひとつ折り中綴じとして手作りで紐綴じ製本。奇抜な作品の多かった中国の本の中でも、この作品は群を抜く。


<27-日本:「篠山紀信写真集 KABUKI BY KISHIN」>

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日本書籍出版協会理事長賞 芸術書部門を受賞。世界の巨匠・篠山紀信氏が、40年以上に渡り撮り続けた、選りすぐりの傑作歌舞伎写真を総編集した大型写真集。歌舞伎の名優たちの名花が花咲いたこの時代の、貴重なドキュメンタリーとしても重要な一冊。
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OSさん:

 今年は窓があったり、折りたたみがあったり、ちょっと変わった絵本が多く見られました。写真撮影は禁止でしたが、メモを取ることはできました。(ボールペンでメモしていたら、指定の鉛筆を渡されて、メモはこれでお願いしますと言われました。)

『まどあけずかん』(小学館)
手づくり絵本では難しいですが、いろいろな場面の一部が開けられるようになっていて、開けると、ある時は中身が見えたり、ある時は時間が経過した状態のものが書かれていたりと小さい子供にはとても楽しいずかんになっていると思えた。孫がもう少し小さかったら買ってあげたいような本でした。

『SUEかわうそスーにぼうけん』作:たくや、さくら
 頁の中心あたりに組み込みがあり、2枚の頁が中心で交差するような感じで、開くとページとページの空間が出来て手前の絵とで奥行きのある絵になる。「蓮華綴じ」とキャプションにあったので、ネットで検索してみましたら、左下の図があったので転載します。
<図ー蓮華綴じ>

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これを見ると絵本づくりの変形のように見えますが、展示会で見たものは組み込みになっていましたので蓮華綴じの応用編かもしれません。こんな綴じ方で絵本を作ってみたいと思いました。面白い絵本が出来そうな気がしませんか。

『The first』 作;田中健太郎
数ページおきに、アーチ形の窓が開いている色ページがあり、窓を通してみると、ページ全体を見たときと印象が変わります。これもちょっと面白いアイディアだと思いました。

『Motion Silhouette』 作:かじわら めぐみ、にいじま たつひこ

 見返しの右下の部分にこんな言葉があった。
「ライトをもって ページのまん中に ひかりをあててみよう ―略― さあ、かげからうまれる ものがたりをたのしもう」

 そして、頁を開くと左の頁には空が、右側の頁には街並みが描かれている。そして綴じの中央に、葉をすっかりおとし枝だけの白い木が、飛び出すように1本立っている。
 次のページは林が描かれている。左には木の枝にクモの巣がかかっている。そして、中央に蝶々が浮かんでいる。
 ライトを当てたら、木の影が大きくなったり小さくなったりするだろう。蝶々はどんなふうに飛ぶだろう、想像しただけで面白い。実際にライトを当てたら、うきうきしながら遊べそうなだと思えた。

 最後に表紙が素敵だと思った本を2冊。
『Lost in September』
 モスグリーンの地に同濃色で木々が描かれ、同淡色でタイトル書かれている。ポイントに赤いロングの乗馬ジャケットに赤い乗馬ハット、白いズボンに黒いブーツの女性の後姿が小さく描かれている。素敵な表紙だった。

『La Residence』
フランスの本だったと思います。モスグリーンの地に踊るような、流れるような金文字でタイトルが書かれていて、なんともおしゃれでした。[2019/03/26]


by ksnc-seihon-club | 2019-03-15 21:01 | 製本展覧会案内 | Comments(0)

「手作り製本クラブ」関係の皆さんへ

製本作品展のご紹介です。池袋コミュニティ・カレッジの「ルリユール工房作品展 2019」です。
こちらは大変有名な作品展ですので、既にご存知の方も多いことと思いますが、一応、ご紹介いたします。内容は極めてレベルの高い作品ばかりですので、是非ご覧になってください。
以下にHPから引用してお伝えいたします。

この作品展では2018年度までに作られた受講生の作品を展示いたします。

「ギャラリー展」では、エコル・プログラム作品を2週間にわたって展示し、「工房展」では、3日間アトリエをオープンして「ルリユール入門」をはじめとする各講座の作品を展示・解説いたします。あわせて工房内の設備や道具もご覧いただけます。


(会場によって会期が異なるのでご注意ください)


[ギャラリー展]
日程:3月13日(水)~3月25日(月)10:00~20:00 (日曜・最終日は18:00まで)
場所:池袋コミュニティ・カレッジ9階ロビー コミカレギャラリー

[工房展]
日程:3月22日(金)~3月24日(日)13:00~19:00(日曜は17:00まで)
場所:池袋コミュニティ・カレッジ9階 ルリユール工房(22番教室)


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池袋コミュニティ・カレッジ

東京都豊島区南池袋1-28-1 西武池袋本店別館 8・9階
お問い合わせ 03(5949)5494(芸術係)

ルリユール工房  http://www2.odn.ne.jp/reliure/
池袋コミュニティ・カレッジ  http://www.7cn.co.jp/7cn/culture/cc/
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◆感想など◆

世話人
3月23日(土)、「ギャラリー展」と「工房作品展」を見にいってきました。(写真は、許諾を得て撮影しました)

【ギャラリー展】:プロフェッショナルな製本作家を目指す人たちが学ぶ「エコル・プログラム」の受講生3人の方々の作品の展示でした。全部で16作品ですが、本文はすべて市販本に拠って いるようでした。

綴じ方としては、ほとんどの作品(16作品中13作品)がパッセ・カルトン*でした。表紙用材料としては、山羊革や仔牛革などの革装が多く、布装は1冊のみでした。見返しは、アクリル染め、インク染め、クロムコート染めなど、すべての作品が自作の染め見返しでした。
作品の出来栄えは本当に驚くばかりで、真似のしようもなく近づきがたいと言った印象でした。

(*「パッセ・カルトン」とは:リボン綴じに似た綴じつけ製本です。リボンの代わりに麻紐を使い、折丁をかがるとき支えとなるこの麻紐を、表紙の厚紙部分に固定する綴じ方で見た目には溝がありません。16世紀頃、フランスで始まったとのことです。60以上の工程を手作業で行う、クラシックな伝統的ヨーロッパの工芸的手製本(ルリユール)の代表格と言われています。詳しい作り方は、以下のサイトを参照してください。http://www.mars.dti.ne.jp/~4-kama/hata/k_00.html


<写真ー1《MANON LESCAUT》パッセ・カルトン   <写真ー2《雨の念仏》パッセ・カルトン
山羊革角革背バンド装 糊染め表紙       山羊革両袖装 モデリング染め表紙
アクリル染め見返し 天金>             染め見返し>

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<写真ー3 《LES FLEURS DU MAL》ロマン主義 <写真ー4《L'oneiropompe》パッセ・カルトン
    山羊革角革背バンド装 マーブル紙表紙        山羊革 オンレイ・インレイモザイク
    アクリル染め見返し 天金>             アクリル染め見返し 天糊染め>

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【工房作品展】:ルリユール工房が提供している5つの講座「ルリユール入門」、「製本マイ・プログラム」、「パソコンで本づくり」、「なんでもルリユール」、「パッセ・カルトン」の生徒さんの作品展です。全部で40作品が展示されていました。入門講座の「布装角背・薄表紙」からパッセ・カルトン講座の「山羊革額縁装、天アクリル染め、手染め見返し、スリップケース付き」まで、多種多様な製本作りを拝見することができました。

まず、第一に感じたことは、全般的に作品の製作が大変丁寧に行われていることでした。一分の隙も無いと言った感じの仕上がりで、大変好感が持たれました。第二に感じたことは、本文の制作には重きを置かずもっぱら装幀に力点をおき、しかも手作りに徹するといった点でした。
教室のカリキュラムを拝見しても、やはりかなりの時間をかけた講座内容となっており、完成度の高い作品の制作には、それなりの時間と手間が必要なことを教えられました。


<写真ー5 ルリユール入門[1]>           <写真ー6 ルリユール入門[2]>
d0359617_16060972.jpgd0359617_16062449.jpg<写真ー7 製本マイ・プログラム>          <写真ー8 なんでもルリユール>
d0359617_16064081.jpgd0359617_16065809.jpg<写真ー9 パッセ・カルトン[1]>           <写真ー10 パッセ・カルトン[2]>
d0359617_16075586.jpgd0359617_16082790.jpg
<写真ー11《ハーブ学名語源事典》くるみ製本 <写真ー12《エブリシング》パッセ・カルトン
    山羊革総革装 丸背 刺繍プレート嵌め込み    総仔牛革二重装 手染め和紙モザイク
     金箔、カラー箔装飾 天パステル染め>      天パステル染め 手染め見返し>

d0359617_16114657.jpgd0359617_16120350.jpg

<写真-13《ランボオ全作品集》パッセ・カルトン<写真-14《ダンヒルたばこ紳士》パッセ・
   仔牛革額縁装 天消しゴムはんこ染め 手染め    カルトン 山羊革額縁装 天金 クロム
 マーブル表紙 手染め見返し スリップケース付き>  コート染表紙 スリップケース付き>

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OSさん

 製本工房の作品だけあって、素晴らしい出来栄えの本ばかりでした。表紙のデザインもさることながら、見返しがみんな素敵です。手染めですか?とお聞きすると、Yes という返事。
作り方の一つを教えて頂いた。
 アクリル絵の具に糊を混ぜて色を作り、紙に塗って筆や硬い紙などで模様を描き、乾かす。それだけのことだそうです。作られて紙が閉じられていたので、見せて頂いたが、凹凸もなく紙の波うちもなくきれいに仕上がっていた。
 帰宅後、早速挑戦してみた。割合がわからないので適当にやってみたが出来たことは出来た。しかし、全く「ときめき」を感じないモノが出来上がった。残念。さらに研鑽をつんで、いつかきっと「ときめき」を感じる紙を![2019/03/26]

TMさん
世話人さんご紹介の〔池袋ルリユール工房作品展2019 〕見てまいりましたが、入門は1年50回で基本を学び、デコールでは一年かけて一冊、パッセカルトンでは5年かけて制作とのことでした。
プロ養成の教室なので、私たちの製本クラブとは比較にはなりませんが、新年度からの新しい体制には、このゆっくり、じっくりにヒントがあるような気がいたします。[2019/03/31]


by ksnc-seihon-club | 2019-03-15 20:48 | 製本展覧会案内 | Comments(0)

「手作り製本クラブ」関係の皆さまへ

手作り製本作品展のお知らせです。

桶田幸子さん(KSNC手作り製本クラブ会員)が所属する「八王子手づくり絵本の会」主催の

「第40回 八王子市図書館 手づくりの本展」のお知らせです。

日 時:平成31年1月26日(土)~2月3日(日) 10:00~16:00

場 所:八王子市中央図書館 地下展示室

(JR西八王子駅より徒歩3分、マップは下記をご参照ください)

https://www.library.city.hachioji.tokyo.jp/lib01.html
問い合わせ:042-664-4321(中央図書館)

桶田さんの担当時間:未定



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子どもさんたちの作品もある、とても楽しい製本展です。是非、ご覧になってください。

 

<感想など>

○世話人:
今日(1月26日)、「手づくりの本展」に行ってきました。前回と同じく「個人出品」と「団体出品」を区別して展示してあり、「団体出品」は小学校、高校、そして一般のサ-クルとなっていました。内容・装幀ともに優れた作品を出展して、目を引いたのは「八王子手づくり絵本の会」の39作品でした。
この会の今回のテーマは「扉」と言うことで、仕掛け絵本のように扉を仕込んだ作品が多くみられました。また、綴じ方として「リボン綴じ」が多くの作品に用いられていました。リボン綴じは、背綴じと同じくノド一杯に開くことが出来るので、絵本やアルバムのように厚手の用紙を用いた作品に向いていると思います。
「八王子手づくり絵本の会」の作品は、絵はもちろんのこと文字も手書きのものがほとんどでしたが、その仕事振りが本当に緻密で、文字などは印刷したものと見間違えるほどです。本文の内容も立派で充実していて、さらに装幀がハイセンスな感覚に溢れているので大変感動的でした。学ぶことが多く大変刺激的な作品展でした。


リボン綴じの本:ゴッホ
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リボン綴じの本:マザーグース
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こすずめのおはなし

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こすずめのおはなし     ブルターニュとノルマンディを巡る旅d0359617_21504066.jpgd0359617_21505017.jpg


ブルターニュとノルマンディを巡る旅

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乙女の苑          蝶々の切手

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おいしいものってなあに     ほんの少し昔のはなし扉をあけてd0359617_21520636.jpgd0359617_21521769.jpg



by ksnc-seihon-club | 2019-01-26 22:25 | 製本展覧会案内 | Comments(0)

2018 山崎曜作品展のお知らせ

「手作り製本クラブ」関係の皆さんへ

日ごとに秋が深まっていくような今日この頃ですが、お元気にお過ごしでしょうか
お伺いいたします。

さて、毎年素敵なアイディアと示唆に富んだ作品を発表しておられる山崎曜先生
から、今年も作品展を開催されるとのご案内がありました。

是非、ご覧くださいますようお奨めいたします。

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うわのそらを
山崎 曜 作品展
2018.11.14[水] - 11.19[月]
11::00 am - 7:00 pm [最終日 5:00 pm]
ギャラリー おかりや 銀座
中央区銀座4-3-5 銀座AHビル B2F
03-3535-5321
http://www.g-okariya.co.jp

くわしくは、下記の山崎先生のホームページをご覧ください。

http://yoyamazaki.jp/news/


 

<感想など>

世話人:

今日(11/17)、山崎曜・作品展へ行ってきました。
展示作品は、以下のように5つの種類に分類されていました。(作品展より転載)

●サンドイッチホルダー[2017]:
2枚のアクリル板の間に枠を挟んで、その枠の中にいろいろなものを積層して周囲を縫い止めているのを「サンドイッチ」と表現した。そういう表紙の内側にノートなどの表紙を差し込める革バンドをつけてあるから、「ホルダー」である。

●ルリユールアンデパンダン[2015]:
ノートホルダー。両方の表紙の内側に磁石を仕込んだフラップをつけてあり、そこでノートをホールドするようになっている。革装で箔押し、モザイクという伝統的装飾をほどこしているため、ルリユール(フランス語で工芸製本)、しかし表紙だけしかないものであるので、アンデパンダン(独立したという意味)と名付けた。

●アルミアクリルノートホルダー[2015]:
磁石入りのフラップはルリユールアンデパンダンと同じ。サンドイッチホルダーの前身となるもの。アルミパンチングボードの穴をアクリル板に貫通させて縫い合わせるというアイディア。そのため挟む素材が限定され、主に押し葉を使って装飾を作った。パンチング板の穴は一枚一枚微妙に位置が違い、アクリル板の穴をひとつひとつドリルで開けるのが手間だった。


●かげびょうし[2013]:
楽譜挟み。チェンバロのための楽譜を挟むものとして考えた。パンチング板を芯として、両面に別のデザインの透かし彫りの革を貼ったもの。チェンバロの繊細な音を遮らない、音の通り抜けを意図してのデザインだったが、光の透過も美しく、卓上や窓辺の装飾品や衝立として使える。


●影表紙:
一応、楽譜挟み。「かげびょうし」とは素材の使い方を変えたので、音の通り抜けの機能はなくなり、光の透過の美しさだけを狙ったものになった。区別するため漢字で書くことにした。小さな目隠しとか、衝立とか、装飾が使い道か。今回の大きいサイズの作品もこの類に分類した。


今回の作品のメインは、「サンドイッチホルダー」と呼ばれる形式の表紙デザインでした。

2枚のアクリル板の間に枠を挟んで、その枠の中にいろいろなものを積層して周囲を縫い止めているのを「サンドイッチ」と表現しています。
そういう表紙の内側にノートなどの表紙を差し込める革バンドをつけてあるので、「ホルダー」だそうです。

つまり中身のない表紙だけのものです。その他に過去の作品も展示されています。

山崎先生からいろいろと具体的な作り方についてご教示いただきました。大変勉強になりました。今後の制作に活かしたいと思います。

皆さんも是非ご覧になってください。そして山崎先生にいろいろと質問してみてください。先生は丁寧に説明してくれるでしょう。

まずは作品展の様子についてのお知らせまでにて失礼いたします。


T.M.さん:

山崎さんの作品展、今日(11/17)午後に行ってまいりました。
芸術性の高さに圧倒されました。
あまりにも高度な技術で、自身は作ることはできませんが、常に新しい作品を生み出される事には、感銘を受けました。

藤井さんはこのような作品を 前回のできるん展に出品なさっていらしたので、今回も楽しみにしております。

いつもご案内ありがとうございます。




by ksnc-seihon-club | 2018-10-31 20:32 | 製本展覧会案内 | Comments(0)

公募した手作り製本の作品展示です。例年、大変刺激になる作品が多く出展されます。
今後の制作の参考までに是非ご覧になることをお奨めいたします。


まるみずぐみ
第11回 製本コンクール発表会

テーマ:みんわ(民話)

2018年6月15日(金)~18日(月)
10:00~20:00
初日 13:00~ 最終日 17:00まで

場所 まるみずぐみ

http://marumizugumi.sakura.ne.jp/exhibition/con2018_bosyu/

174-0072 東京都板橋区南常盤台
1-4-9 サンライズマンション1F

東武東上線 中板橋駅南口から徒歩8分 (池袋方面からはこの駅でお越し下さい)
常盤台駅から南口徒歩6分 (埼玉方面からはこの駅でお越し下さい)
TEL/FAX03-5995-0052

http://marumizugumi.sakura.ne.jp/hp/index.php/ja/

<ポスター (1)>

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<ポスター (2)>
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2017年のコンクール作品例

<写真ー1>

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<写真ー2>
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<写真ー3>

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<感想など>

●世話人:
6月17日(日)、朝から「第11回製本コンクール発表会」を観に行って来ました。昨年の発表会同様に素晴らしい製本展で、大変刺激を受けました。
2時間かけてじっくり拝見し、写真も沢山撮らせていただきました。手に取って見ることができ、また解説もしていただきました。

素材的には大変種類が多かったですね。また製本技術としては、ドイツ装本とコプティック装本が目立ちました。中身は、自作のものの他に既刊本に装幀した作品がありました。

それと気が付いたことは、ブックケースや帙のような本の「入れ物」が多かったように思います(この辺はカルトナージュの技と通じるものがあるようですね)。昨年の発表会でも、「箱」に重点を置いたとのご説明がありました。この工房としての特徴なのかも知れませんね。
どの作品も時間と手間のかかるものが多く、なかなか真似はできそうもありませんが・・・

<写真ー1 フラハの木> <写真ー2 黄ぶな伝説> 
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<写真ー3 海から大地へ・ケース付き> <写真ー4 ロシアの民話[改装]ケース付き>

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下記のサイトで出展作品を見ることができます。
http://marumizugumi.sakura.ne.jp/exhibition/con2018/

●OSさん:
昨日(6/16)、「まるずみぐみ」の展示を見てきました。絵本の会の友達と二人で行ったので、1冊1冊丁寧に拝見して2時間以上も見学していました。製本コンクール展だけあって、製本技術は素晴らしいものが多かったです。

そんな中で製本技術より中身に惹かれた作品がありました。44番の小川未明の「赤い蝋燭と人魚」を切り抜きで描いていた和綴じの本です。

構図、カットの技術、色合い、全てがほんとうに素敵でした。表紙はシンプルで素通りしてしまいそうでしたが、手に取って開いてみたときは、衝撃的でした。
あんな本を作りたいと思いました。




by ksnc-seihon-club | 2018-06-08 21:50 | 製本展覧会案内 | Comments(0)

ルリユール工房作品展 2018

この作品展では、2017年度までにルリユール工房で作られた、受講生の作品を展示しています。ロビー・ギャラリー会場では、エコル・プログラム作品を展示し、工房会場では「ルリユール入門」をはじめとする各講座の作品を展示・解説し、あわせて工房内の設備や道具も紹介しています。


◆ルリユール工房ギャラリー展

会 場:9階コミカレギャラリー
日 程:3月14日(水)~3月26日(月)
    10:00~20:00 (日曜・最終日は18:00まで)

◆生徒作品展

会 場:ルリユール工房(22番教室)  
会 期:3月23日(金)~3月25日(日) 
    13:00~19:00(日曜は17:00まで)

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〒171-8569 東京都豊島区南池袋1-28-1 西武池袋本店別館 8・9階
池袋コミュニティ・カレッジ (受付は8階です)
お問い合わせ 03(5949)5494(芸術係)

ルリユール工房  http://www2.odn.ne.jp/reliure/
池袋コミュニティ・カレッジ  http://www.7cn.co.jp/7cn/culture/c


「ルリユール工房」は、ヨーロッパの伝統的な製本工芸を中心とした本作りの工房で、池袋コミュニティ・カレッジの講座の中で総合的な手製本講座を開講しています。

「 ルリユール」は、ヨーロッパの伝統工芸のひとつです。木のプレス機や大型カッター、かがり台、山羊革や牛革、手漉き紙など、数百点の特殊な道具や材料をそろえた専用の工房で、ルリユールの技術を基礎から学べます。

「本の内容にふさわしい”形”を」という理念のもとに、次のような各種の講座が開講されています。

○ルリユール入門、○デコール、○なんでもルリユール、○パッセ・カルトン、
○パソコンで本づくり、○エコル・プログラム、 ○書籍の修理と保存(基礎・実技)、
○特別講座、 ○製本・マイ・プログラム

<出展:ルリユール工房ホームページ http://www2.odn.ne.jp/reliure/

*******************************************

<感想など>

○世話人:
今日、3月24日(土)、「ルリユール工房展」を見に池袋に行ってきました。土曜日と言うこともあって西武デパート付近は大変な人出でした。

工房展は、お知らせのとおり①ルリユール工房ギャラリー展と②生徒作品展(22番教室)がありました。①の「ギャラリー展」は、いわゆるギャラリー展示方式ではなく、ガラス・ショーケースの中に陳列してありました。展示の作品数も8冊と少なく、作者は一人でした。

こちらの作品展示は、写真撮影が許可されましたのご紹介します。しかし、ガラス越しのためいい写真は撮れませんでした。(腕のせいもありますが・・・)
こちらの作品は、ルリユール工房が開講している、プロ養成のための「エコル・プログラム」の受講生の作品と言うことで、非常に緻密に作られ一分の隙も無いと言った感じでした。

<写真 ギャラリー展>

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<写真 作品-1 作品-2>

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<写真 作品-3 作品-4>

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<写真 作品-5 作品-6>
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一方、②の「生徒作品展」の方は、工房内の教室に展示されていて、作業台の上に作品を開いた状態で立ててありました。こちらは「入門講座」をはじめ各講座の作品を展示したものとのことでした。周りには製本用の道具や機械、設備などもあって、工房の雰囲気が充満していました。

ここの作品は数十冊ありましたが、残念ながら手に取って見ることも、写真を撮ることもできませんでした。作品はいずれも大変立派で、作りが高級感に溢れていました。どの作品も材料や製本様式がほぼ同じようでした。全体に丸背が多く表紙は革かあるいは革に近いクロスかも知れません。特にヨーロッパの古い時代の革表紙の装幀を模したと思われる、背表紙に数か所の突起(古くは太い紐で綴じたため)を付けたもの(作品-1参照)も見られました。

また、箔押しによる装飾を施したり、小口をマーブリングなどで装飾した作品が多く見られました。さらに、見返し紙も独自のデザインで自作したと思われる作品が結構ありました。なお中身の本文の内容については、まったく判りませんでした。

今回拝見した作品展からは大変な刺激を受け、また今後の制作に大いに参考になりました。

○T.M.さん:
 「ルリユール工房作品展」ご案内ありがとうございました。
待ちきれず、23日初日に行ってまいりました。

まず目に入ったのがガラスショーケースの中の8点の作品。落ち着いた色合いの素晴らしい作品に釘付けになりました。見返しまでも美を追求した作品。

仕上がりもこれほど精密に、品格を伴う作品にあまり出合ったことがなかったので、衝撃を受けました。趣味の世界でなく工芸の世界。作者は若い女性。本当に素晴らしい作品拝見できました。

奥の生徒作品展に入りますと、最初入門コースの方々の作品。入門とは言えないほどのモダンな表紙の数々。布,皮、自作染など、柄にこだわり、魅了させられるものばかり。

上級者の方々は、手の込んだ作風で、革装も多く、どの作品も圧巻そのもの。表紙のみならず、見返しにも工夫を凝らし、楽しめました。十年以上の方々がほとんどとの事。
こだわり続けたものは、引き付ける力、大きいと感じました。

次元の違う作品とは言え、丁寧に作る美しさは、大いに学ぶこととなりました。そして私たちは今、無料で、受講させていただいている事、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

ここまで完璧にいかなくても、中身から自分で作成し、温もりのある作品となる。
技術は伴わなくても、心入れて作成していきたいと再認識した作品展でした。
以上


by ksnc-seihon-club | 2018-03-21 13:17 | 製本展覧会案内 | Comments(0)