KSNC手作り製本クラブ

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手作り製本を楽しむクラブの学習の様子や作品を紹介しています。

第9期「手作り製本クラブ」 第12回講座の報告

1.日 時 : 12月 7日(金)13:30~15:30
2.場 所 : KSNCプラザ
3.参加者 : 13名(世話人・講師、サポーターを含む)
4.講 師 : 藤井(製本)、依田(カルトナージュ)
5.サポーター:堺、中嶋、多治見

<<講座内容>>


●「平綴じ上製本」の講評

前回までに3回にわたって制作した平綴じ上製本について講評がありました。初めての作品としては大変完成度が高く、予想以上の成果でした。本文の内容の選択もすばらしく、また装幀も素人離れした出来具合で、入門コースの受講者の作品とも思えない立派な仕上がりとなりました。制作者自身の努力は勿論のことですが、親切丁寧に制作を支援しアドバイスしたサポーターの皆さんのご尽力が実を結んだものと感激しております。

<写真 1-夢十夜  2-尾崎放哉選句集 >
d0359617_11011455.jpgd0359617_11013356.jpg<写真 3-銀河鉄道の夜  4-銀河鉄道の夜:本文 >
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●「背綴じ窓付き上製本(ハードカバー)」の作製(1回目/全3回)

今日は「背綴じ上製本」作製の1回目でした。背綴じ上製本は、この講座での5冊目の製本となりますが、前回までに習得した技術にさらに背綴じするための冊子印刷と窓付け(はめ込み)の技術が加わり、本講座での製本技術の集大成となります。

今日の作業手順:
①まず予め冊子印刷しておいた本文を、2つに折って4枚1組の折丁(おりちょう)を8組み作ります。
②次いで折丁の背に綴じ孔を4か所あけます。
③折丁を一組みずつ重ねながら綴じていきます。
④綴じ終わったら背にボンドを塗って背固めしてから重しをかけて静置します。
⑤ボンドが乾燥した後で見返し紙を貼ります。

<写真 5-折丁の作製    6-綴じ孔あけ >
d0359617_11020959.jpgd0359617_11021941.jpg<写真 7-背綴じ作業    8-背固め >
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今日の作業はここまででしたが、次回は、この後、しおり紐、花切れ、寒冷紗を
貼って中身を完成させます。


カルトナージュ(サシェの作製)

今日はクリスマス・バージョンのハート形のサシェを作りました。
「サシェ」とは香り袋・匂い袋のことで、いい香りがする人気のフレグランスアイテムです。
クローゼットの中に入れて洋服にいい香りをつけるとか、 芳香剤として部屋をいい匂いにするなどの目的で使われます。
今回は香りを省き使用する布地の柄を、クリスマス・バージョンに相応しい楽しいデザインにしました。ドアの前に飾るのもよし、Xmasオーナメントとしてツリーにぶら下げるもよし、さらにドアノブにぶら下げるのも素敵で可愛いですね。

<写真 9-サシェの製作  10-完成したサシェ >
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●次回(12月21日)は、製本は「背綴じ窓付き上製本」の2回目で表紙の作りが主な作業になります。またカルトナージュ・レッスンは、「ファブリック・ボール」を作る予定です。

★お誘い:
「手作り製本」に興味をお持ちの方は、是非見学にお出でください。
また、手作り製本で何かお困りのことがあれば、ご相談に応じますので遠慮なくお出でください。
(「できるん展」に向けて制作しています)

第1と第3金曜日、午後1時30分~3時30分、KSNCプラザで
オープンしています。
(KSNCホームページの予定表をご覧ください)


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# by ksnc-seihon-club | 2018-12-09 11:13 | 講座実施報告 | Comments(0)

第9期「手作り製本クラブ」 第11回講座の報告

1.日 時 : 11月 16日(金)13:30~16:15
2.場 所 : KSNCプラザ
3.参加者 : 15名(世話人・講師、サポーターを含む)
4.講 師 : 藤井(製本)、依田(カルトナージュ)
5.サポーター:桑原、堺、中嶋、多治見

<<講座内容>>


●「平綴じ上製本(ハードカバー)」の作製(3回目/全3回)
今回は「平綴じ上製本」の作製の最終回でした。
これまでに作製した本文の「中身」とボール紙に好みの布地を張って作製した「表紙」を、見返し紙を表紙に貼ることによって合体しました。さらに表と裏から「溝付け板」で押さえて今日の作業を終えました。

<写真:①見返し紙貼り準備A ②見返し紙貼り準備B>

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<写真:③見返し紙の貼り付け ④溝付け板で押さえる>
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全体が乾燥するまでには数日かかりますが、その間に数回にわたって「風通し」の作業が必要す。「風通し」によって乾燥が早まると同時に、表紙ボールの反りや変形が抑えられます。
作品の講評は次回に行います。

InDesignによるレイアウトと冊子印刷の復習
次回(12月7日)から、「背綴じ上製本」の制作となります。
「平綴じ本」と異なる点は、冊子印刷するためのレイアウトと印刷手順です。そこで今回は、今年度の講座の初めに学習した、InDesignによるレイアウトとInBookletによる冊子印刷の復習を行いました。
Wordによるレイアウトと冊子印刷よりも、InDesignの方がはるかに作業が便利なことを実感出来たのではないかと思います。

カルトナージュ・レッスン
今回は、まだ作製していなかった受講者のために「ティシュボックス」の作製を行いました。

<写真:⑤ティッシュボックスの制作  ⑥熱心に受講>

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お誘い:
「手作り製本」に興味をお持ちの方は、是非見学にお出でください。
また、手作り製本で何かお困りのことがあれば、ご相談に応じますので遠慮なくお出でください。
(「できるん展」に向けて制作しています。)

第1と第3金曜日、午後1時30分~3時30分、KSNCプラザでオープンしています。
(KSNCホームページの予定表をご覧ください)


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# by ksnc-seihon-club | 2018-11-18 09:31 | 講座実施報告 | Comments(0)

第9期「手作り製本クラブ」 第10回講座の報告

1.日 時 : 11月 2日(金)13:30~15:30
2.場 所 : KSNCプラザ
3.参加者 : 8名(世話人・講師、サポーターを含む)
4.講 師 : 藤井(製本)、依田(カルトナージュ)
5.サポーター:桑原、堺、中嶋

<<講座内容>>

●「平綴じ上製本(ハードカバー)」の作製(2回目/全3回)
前回は、本文を綴じて見返し紙を張り、花切れとしおり紐をつけて補強用の寒冷紗を背に張って「中身」を仕上げました。

今日はボール紙に好みの布地を張って表紙(ハードカバー)を製作し、その後で前回作った中身と合わせて、完成状態としてから溝付け板で両側からはさみクリップで止めて、形を整えました。この状態で一晩置いてから更に調整します。

<写真ー1 表紙布貼り、写真―2  表紙布の折返し>

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<写真ー3 布貼り表紙完成、写真―4 溝付け板の取り付け>
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次回は、見返し紙を表紙に貼って合体し完成させます。


◇次回は次の「背綴じ上製本」の中身の印刷に必須のInDesignによるレイアウトと
とInBookletによる冊子印刷について復習します。


●カルトナージュ・レッスン :今回はお休みでした。


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# by ksnc-seihon-club | 2018-11-02 17:46 | 講座実施報告 | Comments(0)

2018 山崎曜作品展のお知らせ

「手作り製本クラブ」関係の皆さんへ

日ごとに秋が深まっていくような今日この頃ですが、お元気にお過ごしでしょうか
お伺いいたします。

さて、毎年素敵なアイディアと示唆に富んだ作品を発表しておられる山崎曜先生
から、今年も作品展を開催されるとのご案内がありました。

是非、ご覧くださいますようお奨めいたします。

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うわのそらを
山崎 曜 作品展
2018.11.14[水] - 11.19[月]
11::00 am - 7:00 pm [最終日 5:00 pm]
ギャラリー おかりや 銀座
中央区銀座4-3-5 銀座AHビル B2F
03-3535-5321
http://www.g-okariya.co.jp

くわしくは、下記の山崎先生のホームページをご覧ください。

http://yoyamazaki.jp/news/


 

<感想など>

世話人:

今日(11/17)、山崎曜・作品展へ行ってきました。
展示作品は、以下のように5つの種類に分類されていました。(作品展より転載)

●サンドイッチホルダー[2017]:
2枚のアクリル板の間に枠を挟んで、その枠の中にいろいろなものを積層して周囲を縫い止めているのを「サンドイッチ」と表現した。そういう表紙の内側にノートなどの表紙を差し込める革バンドをつけてあるから、「ホルダー」である。

●ルリユールアンデパンダン[2015]:
ノートホルダー。両方の表紙の内側に磁石を仕込んだフラップをつけてあり、そこでノートをホールドするようになっている。革装で箔押し、モザイクという伝統的装飾をほどこしているため、ルリユール(フランス語で工芸製本)、しかし表紙だけしかないものであるので、アンデパンダン(独立したという意味)と名付けた。

●アルミアクリルノートホルダー[2015]:
磁石入りのフラップはルリユールアンデパンダンと同じ。サンドイッチホルダーの前身となるもの。アルミパンチングボードの穴をアクリル板に貫通させて縫い合わせるというアイディア。そのため挟む素材が限定され、主に押し葉を使って装飾を作った。パンチング板の穴は一枚一枚微妙に位置が違い、アクリル板の穴をひとつひとつドリルで開けるのが手間だった。


●かげびょうし[2013]:
楽譜挟み。チェンバロのための楽譜を挟むものとして考えた。パンチング板を芯として、両面に別のデザインの透かし彫りの革を貼ったもの。チェンバロの繊細な音を遮らない、音の通り抜けを意図してのデザインだったが、光の透過も美しく、卓上や窓辺の装飾品や衝立として使える。


●影表紙:
一応、楽譜挟み。「かげびょうし」とは素材の使い方を変えたので、音の通り抜けの機能はなくなり、光の透過の美しさだけを狙ったものになった。区別するため漢字で書くことにした。小さな目隠しとか、衝立とか、装飾が使い道か。今回の大きいサイズの作品もこの類に分類した。


今回の作品のメインは、「サンドイッチホルダー」と呼ばれる形式の表紙デザインでした。

2枚のアクリル板の間に枠を挟んで、その枠の中にいろいろなものを積層して周囲を縫い止めているのを「サンドイッチ」と表現しています。
そういう表紙の内側にノートなどの表紙を差し込める革バンドをつけてあるので、「ホルダー」だそうです。

つまり中身のない表紙だけのものです。その他に過去の作品も展示されています。

山崎先生からいろいろと具体的な作り方についてご教示いただきました。大変勉強になりました。今後の制作に活かしたいと思います。

皆さんも是非ご覧になってください。そして山崎先生にいろいろと質問してみてください。先生は丁寧に説明してくれるでしょう。

まずは作品展の様子についてのお知らせまでにて失礼いたします。


T.M.さん:

山崎さんの作品展、今日(11/17)午後に行ってまいりました。
芸術性の高さに圧倒されました。
あまりにも高度な技術で、自身は作ることはできませんが、常に新しい作品を生み出される事には、感銘を受けました。

藤井さんはこのような作品を 前回のできるん展に出品なさっていらしたので、今回も楽しみにしております。

いつもご案内ありがとうございます。




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# by ksnc-seihon-club | 2018-10-31 20:32 | 製本展覧会案内 | Comments(0)

第9期「手作り製本クラブ」 第9回講座の報告

1.日 時 : 10月 19日(金)13:30~15:30
2.場 所 : KSNCプラザ
3.参加者 : 13名(世話人・講師、サポーターを含む)
4.講 師 : 藤井(製本)、依田(カルトナージュ)
5.サポーター:桑原、堺、中嶋、多治見

<<講座内容>>


●「平綴じ上製本(ハードカバー)」の作製(1回目/全3回)
今回は4冊目の製本作りに入りました。

本文を綴じて見返し紙を張り、花切れとしおり紐をつけてから背に補強用の寒冷紗を張って中身を仕上げます。

<写真ー1 本文の糸綴じ、写真―2  本文の背幅測定>
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次いで和紙で裏打ちした布地の裏側の和紙面に背ボールと表紙ボールの位置を決めるための寸法図を描きました。中には布貼りを終えた人もありました。

<写真ー3 表紙ボールの位置決め、写真―4 背ボール作り>

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<写真ー5 表紙布貼り準備、写真ー6 表紙布貼り>
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次回は布地にボール紙を張り付けて表紙を完成させます。

●カルトナージュ
今回はまだ作製していない人は、スケジュール帳ホルダーを、また前回スケジュール帳ホルダーを作製した人は、カード入れを作製しました。

<写真ー5 スケジュール帳ホルダー、写真ー6 カード入れ>
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どの作品も大変チャーミングでお洒落なので、今後は製本講座よりも受講希望者が多くなるのでは・・・

●次回(11月2日)は、「平綴じ上製本」の2回目となります。
 なお、カルトナージュ・レッスンは、他の行事の都合からお休みとなります。


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# by ksnc-seihon-club | 2018-10-20 17:48 | 講座実施報告 | Comments(0)