KSNC手作り製本クラブ

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手作り製本を楽しむクラブの学習の様子や作品を紹介しています。

第9期「手作り製本クラブ」 第5回講座の報告

1.日 時 : 2018年7月20日(金)13:30~15:30
2.場 所 : KSNCプラザ
3.参加者 : 10名(世話人・講師、サポーターを含む)
4.講 師 : 藤井
5.サポーター:桑原、堺、中嶋 、多治見

<<講座内容>>

●「ひとつ折り中綴じ・ステッチ本」の作製

今年度の入門コースの最初の製本作りです。最も簡単な手作り製本の一つの形式である「ひとつ折り中綴じ本」を作製しました。

本文(中身)は40ページで、前回までにInDesignを用いてレイアウトし、冊子印刷した「あなうさピーターのはなし」(ベアトリクス・ポッターのピーターラビットのお話の絵本)を使いました。

本文に2枚の見返し紙を重ねて、その上に表紙紙をかぶせ、真ん中で二つに折り、折り目に沿ってかがり孔をあけて、紐(糸)で綴じてほぼ出来上がりです。

あとは形を整えるため小口部分の本文の端部をカットし、表紙の小口部を1mmのチリを取ってカット(化粧裁ち)しました。その後、見返し紙を表紙に糊付けして完成です。

講座ではやりませんでしたが、表紙に題箋(本の表題)を貼り付けると一層本らしくなりますので、試みてください。

<写真-1 本文の中折り、写真-2 化粧裁ち>
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<写真ー3 表紙端カット、写真-4 見返し紙貼り>
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作り方の説明をプロジェクターで投影し、ステップごとに作製していきました。初めての製本でしたので、いろいろと質問もでましたが、サポーターの皆さんの的確なアドバイスで順調に作業が進み、全員が予定の時間内に完成させることが出来ました。

<写真ー5 出来上がり、写真-6 中身の様子>
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●8月は夏休みとなります。
 次回(9月7日)は、「平綴じ簡易本(ソフトカバー)」の作製です。

★お誘い:
「手作り製本」に興味をお持ちの方は、是非見学にお出でください。また、手作り製本で何かお困りのことがあれば、ご相談に応じますので遠慮なくお出でください。

2019年3月(予定)には2年に一度の「出来るん展」で手作り製本の「作品展示」を予定しています。どうぞ奮って出展してください。サポートいたします。

第1と第3金曜日、午後1時30分~3時30分、KSNCプラザでオープンしています。なお、8月は夏休みです。9月は7日と21日です。
(KSNCホームページの「プラザ使用予定」をご覧ください)


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# by ksnc-seihon-club | 2018-07-22 15:14 | 講座実施報告 | Comments(0)

第9期「手作り製本クラブ」 第4回講座の報告

1.日 時 : 2018年7月6日(金)13:30~16:30
2.場 所 : KSNCプラザ
3.参加者 : 17名(世話人・講師、サポーターを含む)
4.講 師 : 藤井
5.サポーター:桑原、堺、中嶋、多治見

前回はInDesignの学習のうち「テキストファイルの流し込み」と「画像の配置」までを習得したので、今回はInDesign学習の最後として、「冊子(ブックレット)印刷の方法」を学習しました。

引き続いて次回に製作する「ひとつ折り中綴じ・ステッチ本」の本文(中身)となる「ピーターラビット」の絵本のInDesignによる印刷原稿の作製に挑戦しました。時間不足で完成出来なかったので、次回までに中身を印刷することになりました。
なお、今日も講座の時間を1時間延長して熱心に学習しました。

<写真ー1 受講の様子①>

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<<講座内容>>

●ピーターラビット原稿作成手順

①マスターページ(テキストフレーム、グラフィックフレーム、ページ番号)の作成
②物語の本文(テキストファイル)のフレームへの流し込みと配置の調整
③口絵や挿絵のフレームへの配置と調整
④セクション内でのページ番号の設定と不要なページ番号の削除
⑤「挿絵配置位置」の表示など各ページのレイアウト用「コメント」の削除
⑥各ページの文章と挿絵のバランスを再度調整してInDesgn原稿が完成

この原稿を今日学習した「冊子印刷」の方法で印刷して、中身(本文)の完成となります。

<写真ー2 ピーターラビット原稿・中表紙、写真ー3 本文2ページ>
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次回は7月20日(金)です。
印刷した「あなうさピーターのはなし」を「ひとつ折り中綴じ・ステッチ本」に仕上げます。


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# by ksnc-seihon-club | 2018-07-07 10:47 | 講座実施報告 | Comments(0)

第9期「手作り製本クラブ」 第3回講座の報告

1.日 時 : 2018年6月15日(金)13:30~16:30
2.場 所 : KSNCプラザ
3.参加者 : 15名(世話人・講師、サポーターを含む)
4.講 師 : 藤井
5.サポーター:桑原、中嶋、多治見

前回はInDesignの学習のうち「ページ」パレットの基本操作まで習得したので、今回はマスタページの設定からの学習となりました。
なお、今日は講座の時間を1時間延長して熱心に学習しました。

<<講座内容>

<写真ー1 受講の様子① 写真ー2 受講の様子②>
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●今回の学習項目

①マスターページの設定
②ページ番号の付け方
③任意のページから番号を付ける方法
④文字の配置とフォントやサイズの変更
⑤テキストファイルの内容を流し込む方法
⑥画像の配置とグラフィックフレームの使い方

このうち、「①マスターページの設定」は、InDesignを特徴づける手法のひとつで、大変便利な方法です。作製する冊子のすべてのページに亘って同じパターンでレイアウトできるので、全体的に統一感のある作品とすることが出来ます。また予め設定されたテキストフレームやグラフィックフレームに、それぞれテキストファイルと画像などを流し込むだけですので、作業が大変やり易くなります。目的に応じて複数のマスターぺージを用いることも出来ます。

<写真ー3 マスターページ>

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また、「③任意のページから番号を付ける方法」は、「ページ」パレットを利用して簡単に出来るので、WORDにおける「セクション区切り」の面倒な作業から解放されます。ですのでページ番号を付けたり削除したりの操作が自由自在にできるので、WORDで行っていたあの「セクション区切り」の操作は何だったんだろうと思うほどです。

<写真ー4 初めのページ順番 写真―5 変更後のページ順番>
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さらに、「⑤テキストファイルの内容を流し込む方法」は、①のマスターページとの関連において大変ユニークでかつ有用な手法です。レイアウトの元となる文章の作成は、「メモ帳」などのテキストエディターで作成するテキストファイルですから、文字の装飾などを考慮することもなく、スピーディに作文ができます。なお、文字のフォントやサイズ、それに装飾は、InDesignのドキュメントで行います。

<写真ー6 ファイル内容の流し込み前後>

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また画像についてもテキスト同様に容易に挿入できますので、作業の迅速化を図ることが出来ます。この点においてもWORDに比べて有利であることが納得できるでしょう。

<写真ー7 画像をフレームに挿入>

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次回は、ドキュメントを冊子印刷する方法を学習し、実際に32ページのドキュメントについて、1折丁8ページとして4折丁の冊子印刷を演習として行います。

また、第5回講座で制作する「ひとつ折り中綴じ・ステッチ本」の中身作製のためのレイアウトを、「ピーターラビット」の絵本のテキストファイルと挿絵を用いて行います。

まずお話を流し込むテキストフレームと挿絵を挿入するグラフィックフレームを設定し、ページ番号を付けてマスターページを完成させ、次いでお話のテキストファイルを流し込み、挿絵を挿入します。その後、各ページで若干の調整を行ってドキュメントの完成となります。後は冊子印刷の作業となります。

マスターページを設定してレイアウトする方法とInDesignにアドインされているInBookletによる冊子印刷は、WORDに比べて格段に作業がし易く、InDesignの良さを十分に実感することが出来るでしょう。

次回は7月6日(金)です。


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# by ksnc-seihon-club | 2018-06-18 15:04 | 講座実施報告 | Comments(0)

公募した手作り製本の作品展示です。例年、大変刺激になる作品が多く出展されます。
今後の制作の参考までに是非ご覧になることをお奨めいたします。


まるみずぐみ
第11回 製本コンクール発表会

テーマ:みんわ(民話)

2018年6月15日(金)~18日(月)
10:00~20:00
初日 13:00~ 最終日 17:00まで

場所 まるみずぐみ

http://marumizugumi.sakura.ne.jp/exhibition/con2018_bosyu/

174-0072 東京都板橋区南常盤台
1-4-9 サンライズマンション1F

東武東上線 中板橋駅南口から徒歩8分 (池袋方面からはこの駅でお越し下さい)
常盤台駅から南口徒歩6分 (埼玉方面からはこの駅でお越し下さい)
TEL/FAX03-5995-0052

http://marumizugumi.sakura.ne.jp/hp/index.php/ja/

<ポスター (1)>

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<ポスター (2)>
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2017年のコンクール作品例

<写真ー1>

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<写真ー2>
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<写真ー3>

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<感想など>

●世話人:
6月17日(日)、朝から「第11回製本コンクール発表会」を観に行って来ました。昨年の発表会同様に素晴らしい製本展で、大変刺激を受けました。
2時間かけてじっくり拝見し、写真も沢山撮らせていただきました。手に取って見ることができ、また解説もしていただきました。

素材的には大変種類が多かったですね。また製本技術としては、ドイツ装本とコプティック装本が目立ちました。中身は、自作のものの他に既刊本に装幀した作品がありました。

それと気が付いたことは、ブックケースや帙のような本の「入れ物」が多かったように思います(この辺はカルトナージュの技と通じるものがあるようですね)。昨年の発表会でも、「箱」に重点を置いたとのご説明がありました。この工房としての特徴なのかも知れませんね。
どの作品も時間と手間のかかるものが多く、なかなか真似はできそうもありませんが・・・

<写真ー1 フラハの木> <写真ー2 黄ぶな伝説> 
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<写真ー3 海から大地へ・ケース付き> <写真ー4 ロシアの民話[改装]ケース付き>

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下記のサイトで出展作品を見ることができます。
http://marumizugumi.sakura.ne.jp/exhibition/con2018/

●OSさん:
昨日(6/16)、「まるずみぐみ」の展示を見てきました。絵本の会の友達と二人で行ったので、1冊1冊丁寧に拝見して2時間以上も見学していました。製本コンクール展だけあって、製本技術は素晴らしいものが多かったです。

そんな中で製本技術より中身に惹かれた作品がありました。44番の小川未明の「赤い蝋燭と人魚」を切り抜きで描いていた和綴じの本です。

構図、カットの技術、色合い、全てがほんとうに素敵でした。表紙はシンプルで素通りしてしまいそうでしたが、手に取って開いてみたときは、衝撃的でした。
あんな本を作りたいと思いました。




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# by ksnc-seihon-club | 2018-06-08 21:50 | 製本展覧会案内 | Comments(0)

第9期「手作り製本クラブ」 第2回講座の報告

1.日 時 : 2018年6月1日(金)13:30~15:30
2.場 所 : KSNCプラザ
3.参加者 : 17名(世話人・講師、サポーターを含む)
4.講 師 : 藤井
5.サポーター:桑原、中嶋、多治見

前回はインデザインのソフトウェアーをインストールしたので、今回はいよいよインデザインの学習となりました。

<<講座内容>>

●「InDesign CS2」の学習
手作り製本で中身の「本文」を作る場合、通常、WORDを用いますが、レイアウトには
向いていません。特に日本独特の縦書きのレイアウトには、まったく不向きです。

<図-1> Word とInDesignの相違

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これに対してインデザイン(InDesign)は、プロが使用するページをレイアウトするためのソフトウェアーなので、レイアウトに特化した最高レベルのソフトと言えます。しかし、プロ用ソフトのため素人が使うにはいろいろと制限もあります。

<図ー2> InDesignでのページの作り方

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そこで、無料ソフトの「InDesign CS2」の使い方を、手作り製本の入門者にも分り易いようにアレンジして学習しよう、と言うのが今回のインデザイン学習の目的です。


今回はまずはInDesignの1回目の学習として、以下のテーマに挑戦しました。

①インデザインとは
②原稿の準備の仕方
③新規ドキュメントの作成仕方
④フレームの使い方
⑤ページパレットの基本操作
⑥マスターページの作成

今回は⑥の途中で時間切れとなったため、次回はここからの続きとなりました。

次回は6月15日(金)です。


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# by ksnc-seihon-club | 2018-06-01 21:34 | 講座実施報告 | Comments(0)